竹田昭彦日誌(#55)7月02日(金)
新潟から長野へ引き継ぐ
 今日は、新潟県から長野県へ引き継ぐ日です。
 新潟県側の行進は、上越市の行進と市役所訪問、妙高市の市役所訪問と行進です。
 長野県側は、行進がありません。
 昨日見た直江津の「平和記念公園」に元あった「直江津捕虜収容所」は、一昨年、四国の行進で見た鳴門市の「坂東俘虜収容所」と違う扱いでした。
 「坂東俘虜収容所」(第一次世界大戦時)は、日本も批准した捕虜の措置に関する国際法「ハーグ条約」に基づき人権尊重の対応をしたが、太平洋戦争時の「直江津捕虜収容所」では、日本が起こした侵略戦争を「事変」と称し、「戦争」ではなく「事変」だから国際法による捕虜は存在しないとみなして、人権を尊重せず「強制労働」を強いたのです。
 (参考 http://www8.plala.or.jp/TAKEDA/ ) 
行進参加者が集まる事前にリレー旗を宣伝カーから出す=上越市・直江津「海浜公園」
 各参加団体の「リレー旗」、行進が終わると宣伝カーに積み込みます。そして、行進がはじまるときに取り出します。
 持ち手のない「リレー旗」もあり、残ります。だが、いったん全て出さないと駄目なのです。「リレー旗」の上部のかんざし(横棒)が回転式のため、絡みやすく、抜けやすいからです。必要な「リレー旗」だけ選び、取り出すのが難しいからです。
妙高市役所玄関の「非核平和宣言都市」幕
 妙高市役所訪問では、昨年10月に「非核平和宣言都市」宣言をされ、中学生10人を広島市の原爆犠牲者慰霊祭(8月6日)へ派遣や、原爆パネル展などの計画、平和市長会議加盟などを聞きました。
 そして、「日本非核宣言自治体協議会」へも加入していました。市役所玄関の「非核平和宣言都市」幕が光って見えました。
長野県の人たち(左側)の出迎えを受ける=県境「関山の関所」
 新潟県から長野県への引き継ぎ式は、県境の「関山の関所跡」駐車場で開かれました。よいロケーションで、無事に「リレー横断幕」を引き継ぎ「関所」を越えました。
 新潟県のみなさまには、たいへんお世話になりありがとうございます。長野県のみなさま、よろしくお願いします。
 今日の新潟県側の行進では、参加者45〜20〜25人で3ヶ所延べ13.3km歩きました。