竹田昭彦日誌(#15)5月23日(日)
北海道 考

 今日は、北海道原水協の第44回全道総会が開かれ、平和行進は休みです。
 例年、全道総会は、平和行進が札幌市へ入ってきた時期(日曜日)に開いているそうです。 

北海道原水協総会で紹介された通し行進者(右から)小川基弘さん、竹田昭彦、鹿又静子さん、鈴木猛さん
 総会では、通し行進者が紹介され、行進してきた感想などを話しました。
 私は北海道を2001年、2002年、今年と行進してきました。この中で、北海道の原水爆禁止運動を凄いと感じていることと、その背景には何があるのだろうかと、常づね考えていたことを話しました。
 凄いと感じていることは
  @ 広島・長崎の世界大会へ、最遠方で、時間と費用もかかわらず、毎回、数百人規模で参加していること
  A 自治体訪問では、首長さん、議長さん、教育長さんの多くが、こころよく署名に賛同されることです。

 その背景として考えていることは
  @ 太平洋戦争の戦没者の中でも、沖縄地上戦の戦死者が多いこと(差別的に動員されたようです)
  A お寺さんが多くあり、開拓のご苦労と心の支えになっており、争いごとを嫌い平和を求める風土があること
  B 道民の築いてきた数百年の歴史から、古いしがらみにとらわれないで、世の中を客観的に見る視点があること
    などです。

以上ですが、皆さまのご意見を聞きながら、さらに深めたいと思っています。