竹田昭彦日誌(#08)5月16日(日)
平和マラソンを走った笑顔

 芦別市の行進と署名行動です。
 9時、富良野地区実行委員会の近田さん、坂井さん、竹田の3人で、富良野市を宣伝カーで出発し、芦別市へ向かいました。
 途中、富良野市の北大沼にある「農墾之碑」を見学しました。これは、大正末期から昭和にかけ、磯野農場の小作農民が不在地主の横暴に反対して立ち上がり、勝利した記念碑です。作家小林多喜二の「不在地主」の舞台となったところです。
 (写真は18年10月24日に追加) 

小説家小林多喜二の小説「不在地主」の舞台となったなった農魂之碑
 10時過ぎ、芦別市のJR野花南駅へ着くと、平和マラソンのランナーがやってきました。
 芦別平和診療所「平診ランナーズ」の5人です。昨年から、平和行進のプログラムになったそうです。診療所をスタートして駅まで10q、平和を訴え走ったのです。走りきった女性の2人は、笑顔がとてもステキでした。
平和マラソンを走った笑顔=JR野花南駅
 行進の方は、芦別市役所から診療所まで歩きました。到着した診療所では、富良野地区から芦別地区へ引き継ぎ、宣伝カーも交替しました。
 この後、「スーパーJOY」前へ移動して署名行動をしました。近くでイベントがあったため、普段の日曜日より来客が少ないとのことでした。
 その後、赤平市へ移動し、診療所の支援者や患者でつくる「赤平友の会」の花見の席に招かれました。私は、ニューヨークへ行って、国連に署名を届けた報告をしました。
 芦別や赤平地域は、かって炭鉱で栄えたところです。今は石油になってしまい、人口が半分以下に激減しています。
 炭鉱当時のじん肺で、苦しみが続いている人も少なくないそうです。
 今日の行進は、参加者13人で1q歩きました。署名は15筆いただきました。