竹田昭彦日誌(#55)7月04日(金)
瀬戸内海の直島を50人で平和行進
直島町・宮浦港から平和行進団が出発
 今日は、直島町の行進と役場訪問です。
 直島町は、四国本島から離れた瀬戸内海にある島です。高松港から10時14分発のフェリーに乗って行きました。約50分で、直島の宮浦港に着きました。下船して平和行進団が整列すると、なんと52人の隊列です。乗船時は、20人くらいに見えたので、ビックリしました。
 この島には、銅の精錬所があります。精錬所の排煙公害で、山野の草木が枯れてなくなったそうです。公害が規制されるようになった今は、むき出しの山肌は見えません。木を植え、回復の手立てをしていました。
直方島の山坂を上る平和行進団
 島の行進は、宮浦港から出発して、山を越え、反対側の本村港へ歩きました。学校の前を通ると、子どもたちが大きな声を出し、手を振ってくれました。印象に残ります。役場は、本村港側にあります。
直島町役場でペナントに署名する総務課長さん(左から3人目、4人目は町長さん)
 役場訪問では、町長さんと総務課長さんにお会いしました。快くペナントに町名を書いていただきました。役場の庁舎は、銅葺きのモダンな建物でした。そのことを、町長さんに話しますと、「そうです」と、にっこりされました。
 行進に参加した人に聞きますと、直島町は斬新的なことをしているそうです。「地中美術館」があります。興味をそそります。直島町は、合併には組せず、観光に力を入れています。外国の観光客にも会いました。
 今日の行進参加者が多かったのは、直島町が非核平和都市宣言をした県下で最後の自治体だったことにあります。住民や町を支援するため、本島から何年も通ったそうです。そして、島の平和行進に力を入れています。
 役場で終わった行進後は、それぞれが島を散策したり、島内循環緒バスに乗ったりし,帰路の宮浦港へ向かいました。高松市内に戻った夕方、行進実行委員会役員による歓迎夕食会を開いていただきました。ありがとうございます。
 今日の行進参加者は52人で、3.5q歩きました。直島町訪問では、町長さんから募金とペナントをいただきました。