竹田昭彦日誌(#27)6月06日(金)
町興し あれこれ
SAKAWAルネッサンスロード=佐川町役場前の立て看板
 今日は、佐川町の役場訪問と町内の行進です。
 佐川町役場へ行くと、駐車場のところに「SAKAWAルネッサンスロード」と、書かれた看板が目に付きました。看板の案内を読むと、佐川町内にあるお寺など八十八ヶ所を巡る16qのコースです。役場で詳しい説明を聞きますと、「集印手帳」が用意してあり、いただきました。お地蔵さんなども含めた八十八ヶ所の内、16ヶ所のお寺で押印するスタンプラリーに似たものです。コースは、明治のはじめに設定されています。役場の説明では、今は、スタンプラリーが盛んでないようです。どの市町村でも、町興しに色いろなことを考えます。
 先日訪問した北川村には、「モネの庭」がありました。フランスの印象派画家クロード・モネが、多くの作品を生んだ自宅の「モネの庭」をモデルに、北川村の山間部に創ったのです。なぜ、北川村に「モネの庭」かと、入場口で聞きますと、明快な答えを聞けません。不思議に思い、フランスに北川村との姉妹都市(友好都市)や、モネ原画があるか、調べてみたが、ありません。どんな経緯でしょうか。
佐原町役場(背景)を出発して商店街へ向かう平和行進
 佐川町訪問では、町長さんとお会いしました。町の年間予算は60億円だそうです。イージス艦1隻分で、町の予算が20年以上賄える、などと話され、原爆を後から持つ国を非難しても道理がないと言われました。原爆を先にに持った方は良くて、後から持った方は悪い、との理屈が成り立たないことは分かりやすい話しです。
 ところが、平和の維持を軍事力に頼れば、自己規制できないのです。必然的に軍拡競争に進みます。また、不景気になればなるほど、軍拡の理屈を考え・探します。資本にとって、これほど儲かる話しはないのです。日本は、軍事力を待たず戦争をしないと世界に約束した憲法第9条を守れば、世界の国から信頼され、福祉・教育の豊かな平和な国になることが、間違いありません。
 役場には、夕方の5時半になると、行進参加者が続々と集まってきました。出発集会を開き、意気高く役場を出ました。
須崎名物「鍋焼ラーメン」を食べる
 今日から3日間は、高知市を離れて須崎市に泊まることになりました。
 宿へ案内していただいた地元の方から、須崎名物の「鍋焼ラーメン」を紹介されました。「鍋焼きうどん」は、どこにでもありますが「鍋焼ラーメン」は初めてです。美味しくいただました。須崎の人たちは、夏でも食べるそうです。
 今日の参加者は約30人で1.5q歩きました。
 佐川町の町長さんからは募金とペナントをいただき、議会の事務局担当者からはペナントをいただきました。