竹田昭彦日誌(#64)7月08日(日)


〈自転車参加の便利さ〉

自転車を引いての参加者
 今日の行進は、宝塚市、伊丹市、尼崎市です。
 宝塚市には、宝塚歌劇団があり、少しかわった雰囲気があります。昨日見かけた音楽学校の学生たちのスタイルは、よいな、と見とれました。
 今朝、出発場所の宝塚市役所へ行くと、女子中学生たちが集合していました。テニスの試合がある、とのことです。私が広島まで歩いて行くことを話すと、写真を一緒に撮って欲しいと頼まれました。尼崎市では、水泳大会に出たと言う中学生たちが、行進に参加してくれました。若い人たちの積極的な反応は、頼もしい限りです。
 今日の行進では、後方で、自転車を引いての参加者が多いのに気が付きました。これまで見なかったことです。なぜだろうと、聞きますと、行進後に帰宅するのに便利だからでした。帰宅の不便さから、参加を見合わせるより、こういう積極的な方法もあるのですね。
 県内通し行進者の中にも、自転車を引いている人がおりました。その日の出発場所へ自転車で行き、終わると自転車で帰宅します。その人は、これを「ピース・チャリンコ」と呼び、3年前から続けています。こういう人に励まされ、自転車での参加者が、多いのだろうと感じました。
車に貼られた「平和大行進」のマジックシート=兵庫・ 民商の車
 もう一つ、我が意を得たことがありました。マジックシートに「国民平和大行進」と印刷し、車に貼っていたことです(写真)。このアイデアは、私も気が付き、平和行進中央実行委員会の事務局に提起し、検討した経過があったからです。単価の面で高いので、取りやめました。
 これは、優れものだと思います。磁石が付いているので、宣伝カー本体の前後や、行進団の後についた車へ、ペタンと簡単に貼れるからです。私が考えたのは、30p平方ほどのマジックシート1枚ずつに、「平」「和」「行」「進」と印刷し、活用することでした。いつも気になっていたのは、宣伝カー本体の前後に看板のないことが多いことからです。それには、スピーカーのラッパがあり、看板を取り付け難いことがあります。それで、何か簡単で、うまい方法がないかと、思っていました。
 行進が、行き交う人や車に、原爆をなくすことをアピールする、平和行進であるのを、簡単に、瞬間的に、分かってもらう宣伝効果が、ポイントだと思っているからです。
 行進終了後の夕方から、尼崎市の教育会館の広場で開かれた、平和行進歓迎「ピース・バーベキュー」に招待されました。野外の夕食会は初めてで、においと煙りに誘われ、食がすすみました。30数人の参加で、賑やかでした。
 今日の行進参加者は、区間により100〜130人でした。歩いた距離は21.5qです。訪問した宝塚市役所と伊丹市役所では、市長さんと議長さんから歓迎と激励のメッセージ(代読)をいただきました。