竹田昭彦日誌(#60)7月04日(水)


〈平和の願いを託され プレゼントを頂く〉

被爆体験を話す婦人=大阪市住吉区区役所
 今日の行進は大阪市内で、住吉区、天王寺区、中央区、都島区、旭区です。
 朝から雨降りです。1日中降らないことを願い、宿を出ました。昨日は、雨が降っていたが、行進に入ると止みました。今日は、止みそうにない、空模様です。結果は、降ったり、止んだりでした。
 朝の住吉区役所の出発集会では、「被爆婦人の集い」と書かれた旗を手にした被爆体験婦人から、核兵器の廃絶の訴えと、行進者への励ましをいただきました。
旗は、藍色地に、オレンジ色で羽ばたく折り鶴を画いてあります。その小旗をいただきました。しおりには、「お部屋の壁を飾りましょう」 「平和行進の胸に付けましょう」と書かれ、旗の作者(画家、故人)が「この小旗が多くの人々の手に渡り、“ノーモア ヒロシマ・ナガサキ”がより広く大きな声になることを心からねがっています」と記してありました。
プレゼントで頂いた品々
 行進に入って2q余り歩いたところ、住宅の6階のベランダから、その小旗を振っている婦人がおりました。身体の調子が悪く、行進には参加できないが、小旗を振って参加されたのです。
 東京を出発してから、いろいろなプレゼントをいただきました。私が無事に、ヒロシマへ着けること願ってです。その一部を写真で紹介します。9条草履、お守り、小銭入れ、メッセージなどが写っています。
 今朝は、「大阪住吉新婦人」の皆さまから、お金の入った革製の旅用財布をいただきました。ありがとうございます。
 プレゼントは、短時間の間にいただくことが多く、アドレスなど伺わないでしまうことが多々ありました。失礼しておりますが、皆さまからいただいた心を胸にいだき、毎日歩いています。
 今日の行進参加者は、区間により90〜150人でした。歩いた距離は23qです。府庁舎前の集会では、知事さんと生協のピースリレーからのメッセージが代読されました。また、大阪市庁舎前の集会では、市長さんのメッセージが紹介されました。