竹田昭彦日誌(#59)7月03日(火)


〈アンネのバラと「平和のうちわ」〉

満開のアンネのバラ=和泉市役所
 今日の行進は、和泉市、泉大津市、高石市、堺市です。
 今日も、和泉市平和行進の出発集会で「久間防衛相の原爆投下容認発言に抗議する決議」を採択しました。決議内容は、昨日の採択文と同様です(メッセージ欄参照)。また、行進では、久間防衛相発言を批判する訴えもしました。夕方、堺市役所での終了集会で、久間防衛相の辞任が伝えられると、拍手が上がり、「3日しか持たなかった」との声も出ました。
 テレビのニュースで防衛大臣辞任の弁を聞くと、反省は全然なく、迫る参院選に不利だから、との判断です。原爆の残虐行為をまったく理解できない、「アメリカの窓からものを見る」政治家の、国民をバカにした許せないことです。
泉大津市役所作成の「平和のうちわ」
 和泉市では、市役所の入口に植えられたアンネのバラを見ました(写真)。ちょうど満開です。案内板には、『アンネのバラは「アンネの日記」作者でドイツ生まれのユダヤ人、アンネ・フランクの短い生涯を悼み、愛と平和を願うアンネの形見として生まれました。アンネの遺志を伝えるため、父オットー氏が日本に苗木を贈り、1973年に国内で初めて開花しました。このバラは、広島県福山市のホロコースト記念館から寄贈されたもので、平和のシンボルとして日本全国で咲き香っています』と書いてありました。
 泉大津市役所では、「子どもたちに核のない平和な世界を!」と書かれた「平和のうちわ」(写真)をいただきました。同市では、毎年(1996年から)「平和のうちわ」の絵を市内の小学生から募集し、最優秀作品を「平和のうちわ」にしています(メッセージ欄、泉大津市長のメッセージ参照)。うちわの絵の反対面には、「非核平和都市宣言」文が書かれています。
 行進団は、今年の「平和のうちわ」をいただきました。私は、世界大会に参加する外国の代表者にあげようと思い、欲張って10本いただきました。
 今日の行進参加者は、区間により80〜250人でした。歩いた距離は19.5qです。
 和泉市、泉大津市、高石市、堺市の行進では、各訪問した市役所の市長さんと議長さんから歓迎と激励のメッセージ(代読)をいただきました。