竹田昭彦日誌(#51)6月25日(月)


〈城陽市の折り鶴コーナー〉

折り鶴コーナー=城陽市役所1階ロビー
 今日の行進は、宇治市、城陽市、京田辺市です。
 行進と合わせ、3市長さんへ、平和行政推進強化の要請行動がありました。私も参加しました。その中で注目した1つに、城陽市の「折り鶴」作成という回答がありました。
 「折り鶴」の作成場所は、市役所、コミュニティセンター、図書館など11カ所に設けた「折り鶴コーナー」(写真)です。作成を呼びかけるポスターには、『〜平和について考えていただく機会として、折り鶴を作成します。集まった折り鶴は、〜7月26日に出発する「平和のための小中学生広島派遣団」の子どもたちの手で、広島平和記念公園に届けます』と書いてありました。市民が気安く参加できる平和活動の、上手い方法だと思いました。
 そして、今年は「小中学生広島派遣団」を昨年より4人増やし、40人にするそうです。どの自治体も予算が厳しいと思われる中、増やすのは、市役所と市民の平和活動が、成果を上げているからです。
 私は、お願いして、派遣された学生たちの「広島を訪ねて」という文集(2006年度、A4版37P)と、「永久の希い 私の戦争体験記」(A5版269P)をいただきました。
 城陽市は、平和行政推進の担当部署を市長公室に一元化しているようです。事前に提出していた要請6項目については、文書で回答をもらいました。文書回答は、市役所の平和行政の自信を示していると感じました。
被爆者の話を聞く子どもたち=京都生協主催「京田辺平和屋台村」
 夕方は、京田辺市役所の隣の建物で開かれている、京都生協主催の「京田辺平和屋台村」を訪ねました。子どもたちが、被爆者の体験談を熱心に聞いているのが印象に残ります。屋台村には、終戦後、中国の東北部から引き上げてくる人たちが食べた保存食、水を使わないドーナッツの作り方と、試食もありました。水を使わないドーナッツは、数カ月も腐敗しないそうです。材料は、はくりきこ、たまご、さとう、しお、タンサンです。
 今日の行進参加者は、区間により70人から130人でした。歩いた距離は14.5qです。訪問した宇治市、城陽市、京田辺市では、市長さんからセージ(代読)をいただきました。