竹田昭彦日誌(#32)6月06日(水)
〈折り鶴2千羽を託される〉
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アメリカ9条の会のオーバービーさん(中央)、右は澤田昭二日本原水協代表理事、左は竹田=瀬戸市役所 |
今日の行進は、瀬戸市、尾張旭市、名古屋市守山区です。
瀬戸市の行進には、「アメリカ9条の会」創設者のチャールズ M オーバービーさん(81歳、米国オハイオ州)が見えました。「アメリカ9条の会」の創立は1991年です。瀬戸市役所訪問の時にお会いしました。「世界で1番早く創設した9条の会ですね」とたずねますと、「イエス」と言っていました。オーバービーさんは、朝鮮戦争のとき、米軍戦闘機のパイロットで、北朝鮮を攻撃したそうです。退役後、米国の憲法に9条を入れようと活動しています。世界には、9条を普及しようとする偉大な人がいるのですね。
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沿道の人(右)から折り鶴を2千羽を託される=尾張旭市 |
尾張旭市の行進では、千羽鶴を2束もった人が家から出てこられました。私が受け取りました。ズシリと重く、鶴を折った人の願いが伝わってきます。大切に保管し、広島の平和公園へとどけます。
守山区の行進では、陸上自衛隊の第10師団司令部へ行き、師団長宛の要望書を読み上げ、担当官に渡しました。
要望書の主旨は、米軍との共同訓練に参加しないこ
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陸上自衛隊第10師団司令部で師団長宛の要望書を渡す
=名古屋市守山区 |
と、新任師団長(3月、25代目)の「着任の辞」を撤回することなどです。「着任の辞」(自衛隊のホームページ)には、自衛隊が防衛庁から防衛省に昇格したことで、これまでの「存在する自衛隊」から、「行動する自衛隊」に変わり、「国際平和協力活動」が本来の任務となり、自衛隊の本質は「武力集団」だと位置づけています。米国と一体となって戦争をしようとする、憲法違反の言動に、危惧の声が上がっています。
瀬戸・尾張旭・守山地域の行進を、1959年の第1回目から歩いている人がおりました。大島義満さんです(瀬戸市社会教育委員)。当時は23歳で、その地域行進の事務局長をしたそうです。詳しい話を聞きたかったのですが、時間が無く残念でした。このコースは、全国行進の翌年から始まったコースで、来年が50回目です。
今日の行進参加者は、区間により65〜90人でした。歩いた距離は16.5qです。沿道募金と署名は、終了式で75,239円と454筆と発表されました。募金が多かったのは、コースの瀬戸街道の1750戸へ、平和行進が通るお知らせの封書を、配布しておいたおかげです。配布した封書には、折り紙も入れてあり、その紙で折った鶴も、多く寄せられました。
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