竹田昭彦日誌(#22)5月27日(日)


アコーデオンの音にのせて「平和行進でーす」

菊川市小笠支所の歓迎集会
=起立している人は県内通し行進者
 今日の行進は、菊川市、御前崎市、掛川市です。
この地域の平和行進は、合併問題とかかわっています。菊川市では、菊川市役所訪問の後に、菊川市の小笠支所を訪問しました。菊川市は、菊川町と小笠町が合併(2005年)して誕生した新市(人口約47,000人)です。
 小笠支所へ着くと、支所の会議室に通されました。正面席には、支所長さん、旧小笠町議長(現菊川市議)さん、小笠9条の会長さん、旧小笠町が選挙地盤の市議さんが着席していました。そのほか、支所の幹部職員も出席しています。支所で、このような歓迎を受けるのは初めてです。旧小笠町が、平和行政に取り組んできた歴史と、その地域の市民が、憲法9条を守ろうとしている決意を知りました。
 挨拶された旧小笠町議長さんは、私と同じく遺族の方でした。法事と重なったが、歓迎会に出席したと話されます。そして、原発の安全神話や秘密主義にも言及され、糾弾していました。平和への熱望が伝わってきます。私は、かたい握手を交わしました。
アコーデオンをひきながら行進
=掛川市
 掛川市では、大東支所、大須賀支所をまわりました。
 午後の行進では、アコーデオン持った人が参加されました。休むことなくひき続け、歌を歌い、行進が華やかになってきました。県内通し行進者(4人)が、先頭で唱和する「平和行進でーす」の声も、アコーデオン音に乗って遠くへとどきます。
 静岡県の行進では、宣伝カーのアナウンサーから、シュプレヒコールを行進者へ呼びかけていません。行進者が、自主的におこなうことはあります。
 他で、宣伝カーから呼びかけるシュプレヒコールを見ていますと、家から出てきた人が、行進を見送らず、直ぐ家へ戻ってしまう人が少なくありません。また、通行人で耳をふさぐ人があります。トランペットやアコーデオンの音は、そのようなことがないです。シュプレヒコールの活用は、行進する場所や、米軍基地の前など、適切な判断が必要に思えます。
 今日の行進参加者は、区間により30〜40人でした。歩いた距離は14q、沿道募金は16,860円です。訪問した菊川市、御前崎市、掛川市の市長及び議長さんから、メッセージ、ペナント、賛助金をいただきました。