竹田昭彦日誌(#17)5月22日(火)
〈芝川町の町長さん、議長さんが先頭で行進!〉
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芝川町を行進する町長さん(前列右2人め)、議長さん(3人め)=左端が竹田 |
今日の行進は、芝川町、富士宮市、富士市です。
芝川町(人口約1万人)の行進では、出発場所の香葉台公園から、町長さん、議長さん、区長さん(香葉台地区)が参加され、感激と、ビックリが重なりました。町長さんは、白色の上下のジャージスタイルで、歓迎の挨拶に立たれるまで、私の隣におられたのに、町長さんだと分からず、失礼しました。
行進では、核兵器廃絶のタスキを掛け、国民平和行進のリレー横断幕を持たれ、役場までの全コース(約3q)を歩かれました。議長さんは、私と一緒に「平和行進でーす」と声を出し、手を振られます。山間部のコースへさしかかると、棚田が広がり、田植え時期でした。田圃からも、声援をもらいました。また、行進に参加した議員さんは、所属会派のポスターと接着剤の容器を持ち、掲示板に張り替えながら進んでいました。何とも、のどかで、平和な行進です。
全国の市町村の中には、核兵器の廃絶だけではなく、芝川町のように、憲法9条を守ることを鮮明にして、首長さんや議長さんが、平和行進へ参加する自治体があるのですね。私には、夢のような行進でした。
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歓迎「平和行進」のポスター=富士宮市本町商店街 |
富士宮市の行進では、商店街に歓迎「平和行進」のポスターが随所に張ってありました。行進者たちには、商店街から歓迎されていることが分かります。「平和行進でーす」の声を高らかに、お祭りのような気分になりました。
富士宮市は、1984年(昭59)に市民2万5千名余(当時の人口10万人)の署名運動で、富士山を平和のシンボルとする「核兵器廃絶平和都市宣言」を制定しました。その記念に建てた、JR富士宮駅南口広場にある平和の像「はばたき」(1988年建立)の台座には、小中学生の未来に託するメッセージのタイムカプセルが埋められています。核兵器が廃絶されたときに開かれます。像「はばたき」に添えた「宣言」文は、和文と英文で刻まれています。私が、英文の「宣言」文を見たのは、他にはなく、富士宮市が初めてです。世界へ向かって核兵器廃絶を訴える、国際的な視点もある都市だと感じました。
もっと、嬉しいことがありました。富士市の行進では、私の所属するマラソンクラブのメンバーで、富士市在住の人が、行進に参加されました。嬉しい限りです。その人のお父さんも戦死されました。戦争のない、平和な世界への思いは、みんな同じです。
今日の行進参加者は、区間により30〜70人でした。
歩いた距離は12q、沿道募金は50,906円です。
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