竹田昭彦日誌(#14)5月19日(土)


〈神奈川県から静岡県へ引継ぐ〉

神奈川県(左)から静岡県(右)への引継ぎ式
 今日は、行進が神奈川県から静岡県へ引継ぐ日です。午前は、神奈川県湯河原町を歩きました。昼に、湯河原町と静岡県熱海市の間を流れる、千歳川の千歳川端公園(湯河原町)で、静岡県への引継ぎ式をしました。午後は、熱海市の行進です。
 5月7日に、東京から神奈川へ入り、神奈川県内を13日間歩きました。その13日間、毎日、私と一緒に歩いた人たちがいます。「県内通し行進者」と呼ばれる7人です。毎日の行進では、その人たちの役割分担がありました。
 その役割は、朝の出発式の準備から始まります。参加者の集合時間より20〜30分早く集まり、各団体のリレー旗や、リレーノートなどの入ったリュックサックを、宣伝カーから降ろして並べます。そして、参加者の受付、前日の行進の様子を書いたニュースの配布などです。行進に入ると、リレー横断旗を持つ人や、行進団とは別に署名用紙付きのチラシ配布や、沿道募金の受付けにまわります。その人たちの役割は大きく、行進がスムースに運んでいました。
静岡の行進者たちを激励するトランペッター
 私は、出発式後や休憩後の行進開始が、短時間でスムースに行くよう努力しました。だんだん分かってきたポイントは、行進の先頭になるリレー横断幕を目立つ様に持ち、行進開始のスタートラインへ早めに立ち、案内することです。
 昨晩は、「県内通し行進者」の皆さんと湯河原温泉に宿をとり、これまでの苦労話、失敗談、嬉しかったことなど、深夜まで花が咲きました。ある人は、その日の行進終了後、帰宅途中の電車でいねむりし、2回乗り越したこともあったそうです。
 引継ぎのときに、トランペッターがみえ、行進者たちを激励してくれました。川崎市在住の管裕紀さんと松平晃さんです。菅さんは、横浜の伊勢佐木町行進のときにも見えた人です。トランペットのファンファーレは、引継ぎ式のおごそかさと、これから静岡を歩くぞと、血がさわぎました。また、うたごえ合唱団の演奏者とも競演され、静岡の行進開始のリズムに乗せてくれました。トランペッターお二人の並んだ写真が上手く撮れませんでした。
 今日の行進参加者は、湯河原が110〜130人で、延べ150人ほどでした。歩いた距離は5qです。神奈川県の行進合計距離は、148.5qです。熱海の行進参加者は100人ほどで、距離は5q、沿道募金は22,500余円でした。