竹田昭彦日誌(#02)5月07日(月)


〈東海寺「原爆犠牲者慰霊碑」で黙祷〉

東海寺「原爆犠牲者慰霊碑」で黙祷する
 今日の東京は薄曇りで、行進日よりでした。行進は、港区役所をスタートし、品川区、大田区を通り、都県境の多摩川を越え、川崎市役所までです。品川銀座商店街や大井駅前などでは、多くの人びとから手が振られ、歓迎を受けました。大田区では、区会議員の参加者が多くあり、議員さんはよく手を振られたので、私も一生懸命に手を振りました。
 行進中に印象深かったのは、品川区南品川の東海寺境内に建立(1967年)された、「原爆犠牲者慰霊碑」前で、黙祷を捧げたことです。建立当時は、都内に広島・長崎の原爆被害者が7000人おられたそうです。この碑は、その人たちが中心となって、核戦争に反対し、世界の平和を願って建てた「平和運動のシンボル」です。再度、訪ねたいと思いました。

〈東京都から神奈川県へ引き継ぐ〉

リレー団体旗を東京から神奈川へ引継人たち=川崎市役所
 東京の行進は、昨日と今日の2日間です。今日の午後3時前、東京都大田区から神奈川県川崎市へ入る、多摩川の新六郷橋が見えてきました。橋は、思っていたより急な上り坂です。直ぐ思い出すのは、正月の箱根大学駅伝です。この橋が、1区の勝負所です。そのことを、地元の参加者に話しますと、「そうです」と返ってきました。
 行進は、その坂を上らず、脇道からループ状に橋の歩道へ上っていきました。ループ途中の「六郷橋東京詰六郷土手」公園には、神奈川の人たち約200人が出迎えていました。そして、トランペットや太鼓の熱烈歓迎を受けました。行進は止まらず、神奈川の人たちが合流して多摩川を渡りました。橋の途中で後を向くと、大名行列のように見えました。
 午後4時過ぎから、川崎市役所で引継式が行われました。「東京→広島コース」のリレー横断幕をはじめ、34団体のリレー旗が東京から神奈川へ引き継がれました。旗を渡すときは、式典の緊張感がゆるみ、和気あいあいとした雰囲気になりました。
 今日の東京の参加者は、常時200人ほどあり、延べ300人を越えました。行進距離は14.2qです。港役所では、区長さんからメッセージを頂きました。
 神奈川県は200人参加で、行進距離は2.5qです。