平和行進日誌

竹田昭彦日誌（３３）７月２９日(土)

〈車窓からの募金に感激〉

　今日の行進は、周南市と下松市です。
　朝、周南市役所で、リレー横断幕と旗を宣伝カーから取りだし、出発式の準備をしていると、参集してきた婦人達から、「横断幕を持ちますので・・・」と申し出がありました。
　リレー横断幕は３幕あり、いつも、持ち手を頼むのに苦心しています。先頭を歩くことになるから、遠慮されるのです。こちらの婦人達は、積極的です。

「しんふじん・とくやま」特製の９条横断幕

　行進に移って隊列を見ると、「憲法９条だいすき」と書かれた、特製の横断幕もありました。９の○の中に母・子鳩(新日本婦人の会のトレードマーク)をデザインした、楽しい雰囲気です。
　今日は、特別な感激が２回ありました。周南市の行進では、車の窓を開けて近づき、止まった車から、募金をいただきました。初めてのできごとで、たいへん感激しました。
　下松市の行進では、工場の高めの塀から、背伸びして顔を出し、手を振る２人の婦人がいました。宣伝カーのスポットを聞き、歓迎されたのです。
　国民の心をとらえる平和行進は、素晴らしい。歩いてきて、よかったなあ。
　下松市の行進終了後、宣伝カーに乗って光市の宿へ移動中、光市の虹ヶ浜海水浴場を見学しました。白い砂浜と松林が延々と続く弓なりの海岸は、すてきな景観です。松林の背後には、建造物がほとんど見えず、海水浴客が、自然に癒される雰囲気でした。
　その海岸の「わかば公園」にある、「手塚英孝文学碑」も見学しました。
　碑文には「虹ヶ浜は、10キロほども白浜と松林のつづく瀬戸内一のすばらしい海岸だった」と刻んでありました。
　行進は、周南市を30人前後で７.５㎞、下松市を25人前後で９.５㎞歩きました。