竹田昭彦日誌(26)7月13日(水)

〈原水禁運動が核兵器使用を許さないできた力〉

 今日の行進も、主に国道3号線であり、歩道のないところは車道の左側端を一列縦隊で歩きました。熊本県の八代海に面した3号線も、これまでの東シナ海に面した3号線と同じく、アップダウンやカーブの道程が続きます。山が海岸線にせり出し、平野部が少ない地形だからです。変化に富んでいるといわれれば、それまでですが、長距離の行進には厳しいコースです。
 水俣市から八代市にかけては、「太郎峠」と呼ばれる難所が三つあります。なぜ「太郎」と呼ぶのでしょうか。関東を流れる利根川も、「板東太郎」と呼ばれます。人々が、自然の偉大な造形と共存し、活路を拓く尊敬の念を表した言葉でしょうか。難所は、現在トンネルになっていたが、歩道がなく、危険なので、今日のコースにあった「津奈木太郎峠」「左敷太郎峠」は、車で移動しました。
平和への寄せ書きを身につけて歩く若い女性=水俣市

 また、今日は暑くなると覚悟していたら、午後に激しい雷雨があり、30分ほど足止めにされました。落雷の危険から、中止の決断も覚悟していたが、雷も遠のき小降りになったので、若い人たちの勢いで決行したら、止みました。雷雨は、若い人たちの勢いに押されたようです。
 この地域の行進は、行進を進めながら、役員の人が役場を訪問する方法をとっていました。私も同行しました。この方式は、初めての体験です。訪問が終わると車で行進に追いつきます。芦北町役場訪問では、対応された政策担当課長から、(米国が原爆を使おうとした)朝鮮動乱やキューバ危機などの時を例に、『日本の原水爆禁止運動が、核兵器の使用をさせないできた「抑止力」になっている』との、主旨の激励がありました。意を得た話で、嬉しくなりました。
 そして、「役場で署名の呼びかけなど、やれることを検討する」と話されました。
 昨夜の夕食会では、熊本県の食文化が話題になりました。そして、キビナゴの刺身を美味しくいただきました。キビナゴの酢漬けしか食べたことがなかったから、新鮮な美味にふれることができました。熊本には、尺アユもいるそうで、熊本の食文化が楽しみです。
 今日のコースは、水俣駅からスタートし、津奈木町、芦北町を通り田浦駅迄です。参加者は34人でした。歩いた距離は14.5劼任后9埒覆畔孫圓靴胴圓辰深治体の訪問・要請は、水俣市長と議長、津奈木町長、芦北町長でした。