竹田昭彦日誌(25)7月12日(火)

〈鹿児島から熊本県へ引き継ぐ〉

リレー横断幕を鹿児島県から熊本県へ引き継ぐ=右が熊本県の皆さん

 鹿児島県の行進最後の日です。
 スタート地点の出水市役所には、各団体の代表者など約40名が参加し、出発式が盛大に開かれました。これまで、何日間か、一緒に歩いた皆さんの参加が多くあり、「今日で鹿児島県が最後だな」と思うと、緊張感が走りました。行進にも力が入り、沿道の人々や行き交う車に手を振って声を出し、県境へと進みました。
 県内の行進を振り返って見ると、行く先々の沿道の皆さんやドライバーの皆さんから、たくさん手を振って頂いたことが、強い印象に残ります。戦争を憎しみ、核兵器のない平和な社会を願っている、県民の皆さんの思いがひしひしと伝わってきました。
 今日、初めて歩いたと言うご婦人からも、「こんなに手を振って貰えるのですね!」、と感嘆の声が寄せられました。
 県境の引き継ぎ式では、感情がこみ上げてきて、思い通りに話せませんでした。熊本県の行進スタートは、引継ぎした県境より少し離れた場所でしたが、鹿児島県の皆さんがそこまでこられ、私の行進を見送って下さりました。鹿児島県を歩いて良かったなあと、感謝の気持ちでいっぱいです。
 鹿児島県の皆さん、ありがとうございます。
リレー団体旗を鹿児島県から熊本県へ引き継ぐ