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<竹田昭彦日誌(29)7月03日(木)>

9年前から「平和の鐘」運動 丹後

弥栄町の助役さん(右)が激励
 7月03日、今日は丹後地区6町のうち、弥栄町(ヤサカチョウ)、丹後町、網野町の役場訪問と、丹後町、網野町を行進しました。他の3ヶ町は、野田川町、大宮町、久美浜町です。
 訪問した各役場では、先に庁舎で町長さんへの要請をしました。そして、歓迎集会を開く方式でした。
 丹後地区では、原爆が落とされた広島と長崎の日の時刻と、終戦の8月15日の正午に、寺院や教会の鐘を鳴らす、「平和の鐘」運動を9年前から続けています。
 そして、原爆や戦争で亡くなられた方々の冥福と、核兵器廃絶・戦争阻止の願をこめた黙祷をすすめています。
 要請行動の一つには、この普及促進を町の広報誌などで知らせてもらうことです。
 
丹後町の平和宣言塔
ある町では、掲載する具体的な返事もいただきました。
 丹後地区の約120寺院の内、既に半数以上の賛同があるそうです。
 寺院によっては、鳴らしたくても釣り鐘のない所もあるそうです。戦争のため、釣り鐘の強制供出が発令されて(1942年)、鉄砲の弾になってしまったのです。戦争は、こんな事までするのです。
 弥栄町では、激励集会が公民館ホールで開かれました。役場職員の約3分の1(30人弱)が参加され、大きな励ましをもらいました。
 丹後町の「核兵器廃絶」を明記した、平和宣言塔も、大いに感激しました。平和を求める意味がはっきりしています。
 普通は「非核平和都市宣言の町」が多いです。

 今日の歩いた行進距離は、2.7kmです。
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