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<竹田昭彦日誌(28)7月02日(水)>

細井和喜蔵の生誕地を行進

加悦町の「非核平和都市宣言」塔
 7月2日、今日の行進は加悦町からスタートし、野田川町、大宮町、峰山町までです。
 各町の役場では、町長さんへの要請や歓迎集会が開かれました。
 加悦町から大宮町にかけては、宮津与謝地区から丹後地区への引き継ぎ集会が、町境の平治峠で行われ(総勢21人)、宣伝カーも交代しました。京都府の行進は、地域毎に宣伝カーが交代して進みます。
 今日の行進で印象深かったのは、加悦町の「非核平和都市宣言」塔と「平和ノート」です。宣言塔の文字が、他に例を見ない文学的表現で

 ここは非核平和宣言のまち小さな町の大きな誓い

 親と子で未来につなげ非核の輪

と各面に書かれてありました。
 加悦町は、「女工哀史」著者の細井和喜蔵の生誕地です。和喜蔵を育んだ文学風土があるのだろうか、と勝手に解釈しました。
 また、加悦町では、平和ノート(B5版)を中学生に配布していました。ノートには、「平和ってなんだろう。みなさん、考えてみたことがありますか」、と広島、長崎に原爆が投下された話しや、町が非核平和都市宣言をした意味が書かれ、「宣言文」が掲載されています。
細井和喜蔵碑=加悦町

 これも、初めて見た行政の平和教育の具体例です。素晴らしい取り組みに感動しました。
 そのノートを、記念にいただきました。他の自治体でも、大いに参考になると思いました。
 今日の歩いた距離は、6.6kmです。
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