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9区の不動坂を1位で通過する青学大の神林雄太選手(右)と同2位で通過する東海大の松尾淳之介選手(左) |
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同3位で通過する國學院大の茂原大悟手(右)と
同13位で通過する神奈川大の古和田響選手(左) |
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同19位で通過する日体大の橋口大希選手(右)と
同20位で通過する筑波大の川瀬宙夢(左) |
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1920年(大正9年)に誕生した箱根大学駅伝は、今年(2020年)で100周年を迎え、正月の2、3日に第96回大会が開かれました。
回数が96回なのは、日本がおこした侵略戦争(太平洋戦争)により、開催を中止せざるを得なかった、時期があったからです。
1940年(昭和15年)開催決定の東京オリンピックも、日中戦争のため日本政府が返上し、中止になりました。
さて、今回のレースは、1区から速いペースの先頭集団で推移し、8校が1時間1分台の19秒以内で2区へ継ぎました。
その速さが全区で競われ、7区間で13選手が区間新記録を生みました。総合タイムも新記録で、6分46秒更新です。
復路の先頭から20分遅れの繰り上げスタートも、10区だけで、全体のレベルが上がりました。
これまで、1区の流れは、けん制し合った順位の確保と、先頭とのタイム差の短縮が予想でした。今後は、最初から速いスピード全区が展開するよう変わるでしょう。
スピード化で話題になったのは、炭素繊維を靴底に採用したナイキのシューズ、ヴェイパーフライ(VF)で、クッション性と反発力を高めたものです。着用率は出場210選手の約85%で、9区間の区間賞獲得者が使用」(読売新聞4日)したと言われ、スピードアップの感触を得ているそうです。一足3万円もの高価で、私は履いたことがありません。
今回、神奈川県に駅伝部を置く出場校は、青山大、東海大、國學院大、神奈川大、日体大の5校でした。
青山大、東海大、國學院大がワン・ツー・スリーの成績は、史上初の快挙です。とくに國學院大は、昨年の全日本学生駅伝の優勝に続く大健闘です。神奈川大と日体大がシード権を獲得していれば、最強の県勢でした。
また、第1回大会優勝校の東京高等師範学校の流れをくむ筑波大が26年ぶりの出場も、大いに湧きました。
例年、私は両日とも自宅近くの横浜市戸塚区の不動坂コースで観戦しましたが、今年はテレビ観戦と決め込みました。1昨年から取材がなくなり、写真を撮る必要が無くなったからです。
参照 takeda-a.net/marathon-17-hakone
そして、昨年の平和行進中の8月初めから右腰に痛みが出て、マラソンを走るのが思うようにできず、沈んでいたからです。
ところが、テレビ観戦していると胸が高鳴り、自分の走る意欲もますます減退すると気がつき、復路は不動坂(9区)に行き、応援しました。箱根駅伝で元気を貰い、今年もがんばるぞ! |