竹田昭彦・日誌(#17)・5月20日(水)  

いいべさー! コール
   小樽の商店街に こだます

 
夕暮れの商店街を「いいべさー!コール」で行進=2015/5/20、小樽市  
 
小樽市の「核兵器廃絶平和都市」塔
=2015/5/20、小樽市・花園グリーンロード
 
 今日は、小樽市の団体訪問、市役所訪問、行進です。
 そして、今日から支線の「日本海南コース」です。小樽から積丹半島周辺、岩内、江差、せたな、松前などの自治体を通って函館(5月30日着)へ向かいます。
 天気は、曇りで、夕方に小雨が少々降りました。
 今朝は、札幌駅前の宿を出て、駅で嶋田さんと待ち合わせ、JR函館本線で小樽へ行きました。
 午前10時40分、平和行進と連携している小樽市の労働組合、民主商工会、新日本婦人の会などを表敬訪問しました。行進参加のゼッケン作りをしていた団体もあり、嬉しく思いました。 
 午後1時30分、小樽市役所訪問では、被爆70年にあたり、中学生を広島(又は長崎)へ派遣する計画を聞きました。小樽市は、「核兵器廃絶平和都市」宣言を1982年にしています。道内の自治体で、3番目に早い時期です。
 午後5時30分、出発場所の花園グリーンロードに着くと、噴水の前に「核兵器廃絶平和都市」塔がありました。年期が経っているようです。文字の一部が欠落した部分を、近所の人でしょうか、丁寧に補修してありました。それを見たとき、壊れ放しではなく、補修した市民の誇りを感じました。
 午後6時、出発集会を開き、6時30分に行進へ移りました。夕闇せまる商店街を、「いいね!コール」をお国ことばに替えた、「いいべさー!コール」をしました。スピーカーの「核兵器いらない!」音頭に、「いいべさー!」と、行進者が発生します。行進者からも好評で、道行く人から共感の手が振られました。
 2010年に行進したときは、語尾の甲高いシュプレヒコールを連発し、何だろうと出てきた人が、違和感を受けた様子で、直ぐに引き返したのを覚えています。今回は引き返す人はなく、賛同のエールをもらいました。
 夜は夕食会があり、八角という深海魚の姿づくり刺身を、初めて食べました。頭が大きく、甲羅の様なグロテスクな面構えです。刺身のすがたづくりは、迫力があります。食べる身の部分は少ないようです。
 行進は、参加者40人で1.3㎞です。