竹田昭彦日誌(#28)7月02日(火)
〈 福井から京都へ引継ぐ 〉
 福井県から京都府へ引き継ぐ日です。
 9時、高浜町のJR若狭和田駅前で出発集会を開き、バスの発車時間のじゃまにならないよう、9時5分に出発しました。
 福井県最後の日なので、手も大きく振りながら歩きました。
 高浜町は、7年ごとに行う「7年際」の真っ最中でした。所々で伝統の舞いや踊り、武芸などを披露しながらねり歩く祭りです。7日間つづき、通りの診療所などは、8日間休みでした。
 平和行進の方は、祭りの道と競合しないよう、先方を調査しながら迂回して歩きました。祭りの人に会うと、手を振って激励されました。
 高浜町役場訪問では、議長、防災安全課長から、激励の挨拶、ペナント、協賛金、署名32筆をいただきました。役場の前の日かげに、テーブルと椅子が用意され、冷茶の接待をいただきました。室外にセットされての接待は、ここだけかもしれません。 
団体リレー旗が福井(右)から京都へ(左)引き継がれる
 引き継ぎ場所は、これまでとの所が使えず、だいぶ先へ行った舞鶴市の市街地なので、車移動で行きました。
 12時、京都府舞鶴市の「しおじプラザ舞鶴」公園で、福井県から京都府への引き継ぎ式が開かれました。
 各代表者の挨拶、通し行進者の紹介、リレー横断幕やリレー団体旗の引継ぎが順次行われました。
 平和遺族会京都支部の会員も参加され、後1ヶ月頑張る決意を新たにしました。
 引き継ぎ式の参加者は、福井が約30人、京都が80人でした。 
「原発の再稼働をゆるすな」の横断幕を掲げて行進=京都府舞鶴市
 京都の行進は、昼の引き継ぎ直後に昼食・休憩をとり、午後の2時から引き継ぎ場所で舞鶴市の出発式を開き、舞鶴市の「東地域」(東舞鶴駅方面)を行進し、夜の7時から「西地域」(西舞鶴駅方面)を行進する方法でした。
 地整形成の歴史的な時代差から、東西に分かれているようです。
 午後2時からの行進には、「原発の再稼働を許すな」の横断幕が掲げられました。北陸3県では、原発に関するプラカードや横断幕を見なかったが、近畿の方は雰囲気が違うようです。
 夜7時からの行進は、「ピース・キャンドル・ウォーク」と呼ばれ、空いたペットボトルにロウソクの火を灯して歩きました。途中、雨降となったが、小雨で火が消えずにすみました。
 今日の福井県の行進は、延べ参加者18人、行進距離は6.4q、署名32筆、沿道募金3,500円です。
 京都府の行進は、参加者40人前後で、行進距離は5.9qでした。
 延べ9日間お世話になった福井県の皆さん、ありがとうございます。