竹田昭彦日誌(#17)6月21日(金)
〈 目立つ “平和宣言幕” 小松市〉
 能美市、小松市の行進です。
 天気は、小雨が降ったり止んだりです。
 宿は、石川県に入って以来、毎日金沢駅前で、行進が福井県へ近づくにつれ、宿を出るのが早くなってきました。
 今朝の出発場所、能美市の寺井病院まで、車で1間ほどかかりりました。
 県内通し行進者の神田さん、末友さんも、金沢市方面で、一緒に行き来しています。
朝の出発=能美市寺井病院前
 朝9時30分、能美市の寺井病院前で出発式が開かれ、医院長から激励の挨拶をいただきました。診療がはじまっており、多忙中にも関わらず、多くの職員からも歓迎をいただきました。
 出発式の前から、病院の真上を自衛隊小松基地の飛行機(T4:中等練習機)が、低空で何機も飛んでいました。
 その間には、民間機も飛んでいました。騒音とともに、自衛隊機と民間機とぶつからないか心配でした。
 近くにある小松飛行場は、防衛省の所属で、航空自衛隊が航空管制をしています。配備機種は、T4の他に戦闘機F15、ヘリコプターなどです。
 18日の白山市の行進と、20日の能美市の行進でも、F15が低空飛行を繰り返してしており、騒音が気にかかっていました。
 日本政府は、憲法9条を厳格に守り、武力によらない外交に徹しなければらりません。憲法9条は、日本が武力を持たず戦争をしないことを、全世界に誓ったのです。
 石川の行進は、先頭を行く宣伝カーの両側にペナントを結んでいます。ペナントが、雨降りでも濡れないアイデアがあります。濡れたコウモリ傘を入れる、細長いビニール袋を利用しています。サイズがピタリです。 
「非核平和都市宣言」懸垂幕=小松市役所
 昼前、小松市役所へ到着すると、玄関わきの「非核平和都市宣言・こまつ」と大書した懸垂幕が目立ちました。
 「非核の政府を求める石川の会」が、石川県の全自治体(県庁を含め20)に求めた、非核平和施策のアンケートによると、小松市が懸垂幕掲出を回答していました。ここまでの行進で、懸垂幕を初めて見たので、小松市だけかも知れません。
 なお、「非核平和都市宣言」は全自治体で議会議決をしており、その塔や看板をたてているのは、小松市を含め8市町です。
 今日の行進は、小松市役所までで、午前中で終わりました。
 参加者は、区間により20〜8人で、行進距離は8.3qです。