竹田昭彦日誌(#88)8月04日(土)
〈 無事 広島平和公園へ到着 〉
 平和行進最後の日です。広島市の南区、中区の行進と区役所訪問です。
 今日の「東京→広島コース」には、AコースとBコースがあります。Aコースは、昨日の終点となった府中町役場前の公園からの出発です。Bコースは、広島市の南区の宇品第2公園からの出発です。
 私は、Bコースを行進しました。  
原爆の爆風で曲がった旧広島陸軍被服支廠建物の鉄窓
 広島駅前の宿から宇品第2公園へ、宣伝カーで向かう途中、旧・広島陸軍被服支廠の建物を見学しました。
 被服支廠は、1913年(大正2年)の建造で、鉄筋コンクリートのレンガ貼りです。長さ94b、高さ17bもある巨大な構造物などが並んであった所です。ここで、軍服、軍靴、軍帽や、兵隊が身につける小物や付属品などの生産、修理、保管、供給をしていたのです。
 路上から見た、その1棟の外観には、原爆の爆風で曲がった鉄窓が、そのままの姿で見られ、67年前の被爆が、昨日のように感じました。
 9時、南区の宇品第2公園で出発集会が開かれ、最後の行進がはじまりました。平和公園へ向かう途中で、南区役所、中区役所を訪問し、区長さんから激励の挨拶とペナントを頂きました。
 11時40分、平和公園の入り口広場に到着しました。すでに、「長崎→広島コース」、「富山→広島コース」が到着しており、最後に「東京→広島コース」のAコースが到着して、終結集会を行いました。
 宣伝カーの屋根上の演台に乗った全国の通し行進者5人は、平和公園に到着した喜びと、感謝の言葉を力いっぱい述べました。
世界大会開会総会の壇上から行進を無事できたお礼を述べる竹田(右から2人目)
 午後2時、世界大会・広島の開会総会が開かれ、次第の最後の場面で通し行進者がリレー横断幕を持って登壇し、インタビューに応えました。私は、2001年から通し行進を続け、47都道府県を行進できたお礼を述べました。
 なお、「和歌山→広島コース」の出発県だった和歌山の婦人2名に横断幕を持ってもらい、力添えを頂きました。
 各地でお世話になった皆さん、広島へ無事着くことができ、誠にありがとうございます。
 今日の行進は、区間により参加者30〜60人で延べ6.2q歩きました。
 4コースの延べ参加者は、1000人と発表されました。