竹田昭彦日誌(#52)6月29日(金)
〈 駅の改札口で熱唱 生駒市 〉
 御所(ごせ)市役所訪問、生駒市役所訪問と行進です。
 奈良県の行進では、自治体訪問のとき、平和行政の更なる発展を求める「2012年奈良県網の目行進 要請書」を、読み上げて渡します。事前に、同じ文書を届けてありますが、行進のときのも行います。
 その場で、回答を求めるものではなく、セレモニーのようです。
 要請内容は、「核兵器全面禁止アピール」署名への賛同、「原爆者写真展」の開催、「平和行進ペナント」への記名と賛同募金など6項目です。この他、地域の要望が加わる場合もあります。   
御所市役所訪問(右)東川裕市長
 午後1時30分、御所市役所を訪問し、東川裕市長さんとお会いしました。
 市長さんは、「日本が世界唯一の被爆国として、体験を伝えることが大事です。原発事故をみても更に大事です」と、被爆の実相の伝承を強調されました。
 ペナントを、係員が黒塗りの箱に入れ持ってこられ、市長さんから渡されたので、厳かな気持ちになりました。
奈良県労動組合連合会の本部訪問(左)井ノ尾寛利議長
 午後3時過ぎ、奈労連(奈良県労働組合連合会)の本部事務所を表敬訪問し、井ノ尾寛利議長さんにお会いしました。
 ここに、奈良県原水協の事務所があります。
近鉄生駒駅の改札口で「原爆ゆるすまじ」を合唱
 午後4時30分、生駒市役場を訪問し、市長代理の小柴雅史副市長さんとお会いしました。
 市議会は、「原子力発電を前提としないエネルギー政策への転換を求める意見書」を、全会一致で採択(2011年9月)しました。市長さんは、「脱原発をめざす首長会議」へ入会しています。
 そのこともあり、節電型の家具購入には補助金を出すとか、電力買い取り制度の検討、「平和のつどい」や「平和パネル展」の開催など、具体的な施策を聞きました。
 その後、行進に移り、途中で歩道でに止まって合唱をしました。途中で止まって署名活動をする例はあったが、合唱は珍しいです。ここで思いだしました。5年前(2007年)の行進で来たとき、駅の改札口で合唱し、ビックリしたことです。
  ( 参照 \07-6-29.html )
 このことを話したら、私の名前をフルネームで覚えいたご婦人がおり、これもビックリするやら、嬉しいやらでした。
 今回も、行進終了場所の近鉄生駒駅の改札口通路で、「原爆許すまじ」と「青い空は」を合唱しまいしました。通行者が多くあり、何だろうと、感心を引きました。
今日の行進は、約50人で1.7q歩きました。