竹田昭彦日誌(#43)6月20日(水)
〈 役場訪問で 熱心に要請を聞いて頂く 〉
 安堵町、三宅町、川西町の役場訪問です。
 奈良県の「行進日程表」を見ると、一般的に呼ばれている名称の幹線コースと網の目コースの区分けがなく、全体が「2012年奈良県網の目行進」となっていました。
 この「奈良県網の目行進」に、「東京→広島コース」と「和歌山→広島コース」も入っています。
 「東京→広島コース」は、26日に京都府の木津町から奈良市に入り、30日に大阪府へ引き継ぐ迄の5日間と短く、「和歌山→広島コース」は引き継ぎ地点の変更や、通し行進者が10年ほど来なかったことなどもあり、全体を「奈良県網の目行進」に統一したようです。
近鉄の結崎駅前に建つた川西町の「非核・平和宣言のまち」塔(左)奈良県原水協梅林光生事務局長
 午後1時30分、安堵町役場を訪問し、その後、西川町役場、三宅町役場の順で訪問しました。
 各役場では、町長代理、町議会議長代理の方とお会いし、「原爆写真展」の開催や、「2012年原水爆禁止世界大会」への賛同を要請しました。
 それぞれ30分余の時間を取っていただき、核廃絶禁止運動の到達点や国連の現状など、率直な意見交換ができました。
 私は、だされた疑問に直ぐに応えられない場面もあり、問題点の勉強不足を感じました。
 西川町役場訪問のとき、昨年、「非核・平和宣言のまち」塔を結崎駅前に建てと伺い、帰路に見ました。相当に大きな塔です。通勤や通学などで、目立ちます。
三宅町役場訪問(左3人目から)副町長、総務課長、町議会事務局長
 三宅町役場訪問では、お会いした幹部の方が熱心にメモを取られるので、嬉しくなりました。
 広島に原爆が落とされた8月6日を、小中学校の登校日にし、平和教育をしていると聞きました。
 今日の役場訪問のなかで小学6年生の修学旅行で「広島平和資料記念館」見学や、毎年「反戦平和展」を開いて町があり、平和行政の一端を知りました。
 どの町でも、平和行進団の要請を熱心に聞いていただきました。町民の核兵器禁止運動の取り組みと相まって、平和行政の更なる発展を感じました。
 訪問した各町の町長さんと議長さんからペナントをいただきました。