竹田昭彦日誌(#18)5月23日(水)
〈 “九条を守れ” 署名80%(有権者過半数) 美浜町 〉
 各団体の表敬訪問と、美浜町の行進です。
 昨日に同様、朝から県下の平和行進実行委員会に参加する関連団体を表敬訪問をしました。
 訪問は、共産党の和歌山市議団と県議団、和歌山市水道労組、わかやま市民生協など15を越え、どこでも歓迎を頂きました。
 和歌山水道労組とは、私が勤務していた横浜市水道のときに交流があり、嬉しかったです。
 2日間の訪問で、県教育庁に職員組合が単組で存在することを知りました。全国でも唯一だろう思います。また、和教組には、教育事業センターもあり、県下の小中学校(約500校)に教材等を斡旋していました。
 和歌山の教職員の組合組織は、相当に広い強力なネットワークです。
内堀川の中橋たもとに建立した中橋地蔵尊=和歌山市
 和歌山市内を移動中、内堀川の中橋たもとに建立された「中橋地蔵尊」をたずねました。
 1945年7月9日、米軍の和歌山市大空襲があり、死者・行方不明者1,400余人、市街地の50%以上が消失しました。
 戦火から逃れようと内堀川に飛び込み、折り悪く満潮と重なり、多くの人が亡くなりました。
 「中橋地蔵尊」は有志により建立され、死者の霊を弔っています。参拝者と献花が絶えないそうです。
タペストリー「九条の会・美浜」を掲げて行進=美浜町
 午後6時、行進が始まると「九条の会・美浜」の人たちが手に持つ、町の花「ひまわり」を描いたタペストリーが目立ちました。
 会では、「憲法九条をまもろう」の賛同署名を、町の有権者7,000人の半数を目標に取り組んでおり、現在80%の2,700人分を集約しています。
タペストリー「九条の会・美浜」に書かれた平和へのメッセージ
   美浜町には、陸上自衛隊の和歌山駐屯地(第304水際障害中隊)があります。
 県下での陸上自衛隊基地は、美浜町だけです。水陸両用艇があり、煙樹ヶ浜海岸での訓練を狙っています。漁協も,町議会も、容認の態度で、問題になっていました。
 今日の参加者は38人、署名は25筆、募金は4,500円、歩いた距離は2.1qです。