竹田昭彦日誌(#07)5月12日(土)
〈 “こどもたちを放射能から守れ!” 龍のプラカード 〉
 上富田町と田辺市の行進です。
 土曜日なので、午前に上富田町の行進、午後に田辺市の行進です。
 8日の新宮市をスタートしてから雨天にならず、今日もよい天気でした。
上富田町役場入り口に大きく建つ「核兵器廃絶・平和宣言の町」塔
 上富田町役場へ行くと、入り口に建つ「核兵器廃絶・平和宣言の町」塔が目立ち、平和への町の勢いを感じました。
 もっと何かありそうな気がして、玄関へ行くと、「上富田町の森づくり」の植林写真が飾ってありました。伐採林に、落葉樹のケヤキ、ナラ、モミジ、サクラなどを植えていました。落葉樹の山は、地面に木もれ陽がさし、草も生え、昆虫や小動物がよってきます。枯れ葉がスポンジ状の土を形成し、貯水力を増す涵養林となります。
 北海道以外は、どこへ行っても杉林が山の上まで広がっています。常緑樹の杉林は、土地に貯水力が乏しく、大雨が降ると鉄砲水が流れ、土砂崩れしやすいです。また、杉の実の花粉症も大問題です。国策として、落葉樹などがあった元の植生に戻すべきです。
 杉の間伐材を、家庭の燃料に使いやすいペレット状などに研究・加工し、奨励する方法も考えられます。
 「森づくり」の詳しい話を聞きたかったですが、役場が休みでだめでした。
龍を形どった「子どもたちを放射能から守れ!!」を掲げて平和行進=上富田町
 行進では、龍頭蛇尾を形取った「子どもたちを放射能から守れ!!」のプラカードを掲げて歩きました。長さ10bほどあり、大いにアピールしました。西牟婁地区の学校の教職員たちの大作です。
子どもたちも横断幕をもって行進=田辺市
   学校が休みだったので、親子の参加者が多く、小学生が横断幕を持って歩きました。子どもたちが加わる、賑やかさと和みあり、よい行進でした。
 上富田町、田辺市とも首長さんからメッセージをいただき、副町長さん、副市長さんが代読されました。
 参加者は上冨田町が70人で、沿道募金が5,000円、歩いた距離が1.3qです。
 田辺市は参加者が70人、沿道募金が3,000円、歩いた距離が1.8qでした。