竹田昭彦日誌(#30)6月04日(土)
〈 無事 函館着 〉
 今日は、北海道最後の日で、森町の行進、七飯(ななえ)町の行進、函館市の行進です。
 天気は雨模様で、時々小雨が降ったり、陽がさしたりしました。北海道は、51年ぶりの異常気象だそうです。 
「ストップ 大間原発」を掲げて参加=森町
 午前10時、森駅前で八雲町から森町への引き継ぎをしました。
 ご婦人の参加が多く、大間原発(青森県下北郡大間町)を取り上げたプラカードが目立ちます。大間から函館までの距離は、23qだそうです。森町もその近くで、福島原発と同じような事故が起きれば、被害がおよびかねません。
 行進は、森駅から町の中心部を1周するコースで、「ストップ 大間原発」をアピールしました。
新婦人七飯支部会員の平和への願いを掲げて参加=七飯町
 午後の七飯町の行進では、平和を願う色紙の短冊を台紙に貼り、ヒラヒラと掲げる4人の婦人がおりました。お聞きしますと、新婦人七飯支部の会員一人ひとりが書いた短冊です。
 集合写真をお願いし、「平和をかなえる4姉妹ですね」と話しましたら、「あーら」と笑われました。皆さんの願いが伝わる、素的な取り組みでした。
 行進コースの国道5号線を途中で左折し、坂を上って行くと「核兵器をなくする平和宣言の町 七飯町」と書いた塔が見え、七飯町役場へ着きました。町長さんが広場に出迎えられ、歓迎集会が開かれました。町長さんは、先月29日の七飯原水協の署名行動に、ご夫妻で参加して訴えられたそうです。人口2万9千人の町で、過半数の1万5千人の署名を目標に、町ぐるみの計画が進んでいます。
 町長さんから、「体に気をつけて、東京までがんばってください」と激励を頂きました。
函館市を平和行進
 午後4時過ぎ、函館の行進が五稜郭駅前からスタートしました。
 国道5号線を、函館駅方向へ向かって行進していると、小樽市から日本海側を行進して来た、道内通し者の橋本忠雄さんの隊列と合流しました。隊列が長く延び、赤信号で何度も分断され、次の青信号で追い付くのを待つ、繰り返しとなりました。
 夕方の5時半、函館駅前通り(国道278号線)の終点「スカイグリーンプラザ」へ無事着きました。
 終結集会が開かれ、挨拶した私は「5月8日に礼文島を出発してから函館まで、無事に行進できたお礼と、東京までがんばる決意」を話しました。
 今日の行進は、森町を9人で1.7q、七飯町を区間により8〜50〜15人で4q、函館市を延べ200人で4.1q歩きました。