竹田昭彦日誌(#24)5月29日(日)
〈 初参加者から励まされ 室蘭市 〉
 今日は、室蘭市の行進、署名行動、交流会です。
 昨日の午後から降った小雨は、昼に止みました。この地方の太平洋沿岸は、霧雨が多いそうです。
満開の八重桜にかこまれ出発式
 東室蘭駅西口近くの中島町小公園で、午後1時過ぎから出発式が開かれました。
 公園の八重桜が満開です。オレンジのハッピを着た、年金者組合人たちが映えて見えました。
 行進コースは、その公園から市街地をまわり、商店中心街の中島向陽公園までです。
 行進後、中心街の「中島アイランド」で署名行動をしました。「中島アイランド」は、大勢の人の行き交う名物通りだったそうですが、今は人影がうすかったです。
 「高度成長」のときに賑わった商店街は、どこも似たり寄ったりの衰退です。とくに、大駐車場を持つ大型スーパーが郊外などに進出すると、伝統ある商店街は成り立ちません。
交流会で室蘭市観光案内「ハッピーラン体操」をする
 「中島アイランド」近くの中島会館で開いた交流会では、室蘭市の見所を身ぶり手ぶりで表現する「ハッピーラン(蘭)体操」(実名=はぴらん体操)をしました。室蘭水族館のアザラシのしぐさ、白鳥橋、製鉄所の高炉、灯台などを紹介して市内を1周し、クジラの潮吹きをまねた深呼吸で終ります。10分ほどの体操で、リードした婦人の語り口にも乗せられ、室蘭の見所が分かりました。 
平和行進初参加の三浦昌子さんと記念撮影
 初めて平和行進にチャレンジした、86歳の三浦昌子さんから励ましを頂きました。
 チャレンジ精神旺盛な方で、片道30分の道のりを毎日歩いて往復し、トレーニングしたそうです。均整のとれたスタイルで、歩く姿が目に浮かびました。私が通し行進を続ける、何よりの激励です。
 夕刻、行進参加者の方から食事に招かれ、室蘭名物の豚肉の焼き鳥「ブタクシ」を食べました。鉄鋼労働者が好んだ、高カロリーの食文化だと思いました。
 今日の行進は、参加者40余人1.4q歩きました。