竹田昭彦日誌(#13)5月18日(水)
〈 原爆と原発の被害の違いは ? 〉
 今日は、砂川市役所と奈井江町役場訪問、奈井江町と美唄市の行進と集会です。 
平和行進交流集会=奈井江町文化ホール
 奈井江町では、行進前に文化ホールで平和行進交流集会が開かれました。
 集会の部屋が「出演者控え室」だったので、私は初めてで、おどろきました。「出演者控え室」も、使えるのですね。
 集会は、通し行進者の橋本さんと私が、行進のエピソードなどを話した後、原発事故の放射能問題をどう理解したらよいのか、東電や政府発表、マスコミに出る解説者が言う、「この程度の放射能は大丈夫」論がよく分からない、など話し合いが活発になりました。
 高校の物理の先生がおられ、原子力の基礎知識を知れば「安全神話にだまされない」との発言もあり、皆さんの知りたい意欲が高まり、勉強会を計画をすることになりました。1回では不十分だそうで、週1で4回になるそうです。私も、勉強会に出たい気持ちになりました。
 今年の平和行進は、自治体訪問でも、各集会でも、福島原発被災問題が話されます。
原発事故問題を訴え平和行進=奈井江町
 奈井江町の行進では、地元の方たちが作った横断幕に(原発の安全神話は)『ずっとウソだった。言い訳は「想定外」』と書いてありました。
 美唄市の行進でも横断幕に「核兵器のない世界を」とならべ、「原発から自然エネルギーえ」の訴えがありました。
 行進後に開かれ美唄集会でも、「原爆」と「原発」の放射能被害は同じなのか、違うのか、など活発な意見交換がありました。美唄でも、勉強会を開くことになりました。
 今日の自治体訪問では、署名、ペナント、募金を頂きました。奈井江町の行進は15余人で1q、美唄市の行進は25余人で1.3q歩きました。