竹田昭彦日誌(#07)5月12日(木)
〈 町の宝を見学 元気をもらう 〉
 今日は、下川町役場と名寄市役所訪問、士別市の行進です。
下川町役場訪問(右奥)高橋裕明副町長
 下川町役場訪問で話題になったのは、町に「万里長城」があることと、下川商業高校スキー部(ジャンプ)がオリンピック選手を輩出していることでした。どの自治体も誇れる宝があります。お聞きしたり、見学するのが楽しみです。
 下川役場訪問後、次へ移動する途中で「万里長城」を見学しました。「万里長城」は、草地造成で出た石を利用し、手作りで1981年(昭61)から始まり、円線状に作られ、2000年に長さ2qの円形城壁が完成しました。
 この「万里長城」作りに、毎年1万人を超える体験石積み観光客が全国から訪れ、大きな力添えになったそうです。
 「万里長城」周囲を走るマラソン大会(5月15日)もあるそうで、興味が尽きませんでした。
 次の名寄市役所訪問後、士別市へ移動する昼休み、名寄市北国博物館に野外展示してある「排雪列車」を見学しました。
 「排雪列車」は、先頭から蒸気機関車(前引き)、マックレー車(雪を集める)、ロータリー車(雪を線路の外に飛ばす)、蒸気機関車(後ろ押し)、車掌車の順番につながり、全長75mの大編成です。
 雪深い雪原をラッセルする雄姿を想像し、興奮しました。係の人が、汽笛のヒモを私に引っ張らせ、鳴らさせてもらいました。全身と、山まで響く迫力です。
 平和行進の話とかけ離れましたが、3か月の通し行進を無事続けるには、町の誇りや宝など見させてもらい、心身の疲れを癒し、元気をもらうのも良いと思います。どこかに余裕がないと、ペース配分が狂いバテるからです。 
士別市平和行進終了後、参加者の記念撮影=士別市・西香公園
 士別市の行進は、夕方の5時半からでした。
 コースは国道40号線(名寄国道)で、名寄方面から天塩川に架かる士別橋を渡った先から出て、宗谷本線士別駅先の西香公園までです。
 西香公園で終了集会が開かれ、参加者の方々から、私が無事に東京へ着くよう激励の言葉を頂きました。年金者組合の方は「定年がないので、生涯平和行進に参加する」と言われました。
 私も「80歳を目標に通し行進を続けたい」と、夢を話しました。
 今日の自治体訪問では、署名、ペナント、募金を頂きました。士別市の行進は、17人で2.1q歩きました。
 (2018年追記)
 名寄市にいたとき、平和行進中央実行委員会の安井さんから電話があり、私の「北海道→東京」の「日本海コース」から「太平洋コースに」変更する打診がありました。
 突然のことで、驚き緊張しましたが、東北大震災と福島原発事故の重大性から、腹を決め、了承しました。
 正式には、16日に実行委員会を開き、中央と東北6県が連帯して行進を実行するとのことでした。