竹田昭彦日誌(#35)6月12日(土)
ニューヨーク行動報告
 今日は都合により、どうしても帰宅しなければならず、平和行進の休暇をお願いしました。行進へ戻るのは14日です。
 5月上旬、国連への要請行動でニューヨークへ行きました。そのとき参加した「医療・福祉関係者のつどい」(5月4日)の一端を報告をします。
 開催場所は、ニューヨーク市のSEIU(国際サービス労組)1199支部のホールで、参加者は約200人でした。
医療・福祉関係者のつどい=5月4日、ニューヨーク
 つどいのメインは、「アメリカの医療従事者と医療保険改革をめぐる動向」と題する、医師のトニー・ルイスさん(SEIUのインターン・レジデンツ部会長)の講演でした。SEIUは、医師とインターンを3万人組織しています。
講演する医師のトニー・ルイスさん
 アメリカには、医療にかかれない人が500万人おり、また、大型病院が倒産する状況もあるとのことです。新しい医療保険法の実施については、今後の運動が左右するとも話されました。
 医療関係者は、儲からない医療をやらない傾向にあって、医療にかかれない人の問題は政治家の問題とされてきましたが、金儲け主義の民間医療保険ではない医療改革を求め、街頭デモをするようになってきたそうです。
国連要請行動用に作ったTシャツを披露する青年
 参加者からは、質疑や、各地で取り組んできた署名行動などの報告が、活発に行われました。