竹田昭彦日誌(#11)5月19日(水)
お元気な鹿又さん
 今日は、奈井江町の役場や団体訪問と行進、美唄市の行進と集会です。
 私が行進してきた網の目の「根室コース」は、昨日の砂川で終わりです。
 今日からは、礼文島を出発した幹線の「縦断コース」に合流し、札幌へ向かいます。
 昨日の夕方にお会いした鹿又静子さんは、たいへんお元気でした。私は、夜中に目が覚めないようになり、時差ボケが治りつつあります。
 私は、今日から札幌まで、鹿又さんと同じコースです。 
奈井江町の平和祈念像「大地」前で(左)鹿又静子さん
 奈井江町役場訪問では、被爆50周年(1995年)に建立した平和祈念像「大地」前で、写真を撮りました。
 奈井江町の行進では、自転車に携帯用のスピーカーを乗せ、アナウンサーがワイヤレスマイクで訴えました。「○○町のみなさま〜・・・」からはじまり、その様子も見え、親しみがありました。
平和行進の美唄集会で自己紹介する竹田
 美唄市の「平和行進美唄集会」(参加者30人)では、「原爆許すまじ」を歌ってはじまりました。
 NPT再検討会議へのニューヨーク行動の報告、意見交換、運動提起など、進行とともに活発な集会となりました。
 とくに、市政の問題として、市議会議員定数削減がクローズアップされました。これまで行進してきた多くの自治体でも、「財政難を理由」に議員定数が削減がされていました。
 これは、少数の議員による自治が、まかり通る仕組みとなり、民意が行政に反映しにくくなる民主主義の重要な問題です。
 それも、ここでは削減で浮いたお金を、議員の手当に使うと話されていました。
 今日の行進は、奈井江町を参加者12人で1.5q、美唄市を参加者30人で2q歩きました。
 役場や団体(商工会、JA)訪問では、ペナント、署名、募金などへの賛同をいただきました。