2009年 原水爆禁止国民平和大行進
平和行進日誌
竹田昭彦日誌(#33)8月05日(水)
〈 長崎市に入る 〉
 今日は、諫早市、長崎市の行進です。
 昨日、九州地方の梅雨明け宣言があり、やっと本格的な夏がやってきました。
 朝9時半、行進出発式の前に、500mlの水を飲みました。これは、「汗が吹き出してから水を飲む」繰り返しと違い、「汗がじわじわと出る」快適さでした。早めの水分補給が、良かったようです。
 汗が吹き出てからの水分補給は、水分の体内吸収が悪くなり、すぐに、汗となって吹き出すようです。
諫早市多良見支所で支所長さん(右)から激励をいただく
 11時過ぎ、諫早市の多良見支所に着くと、支所長さんから激励の挨拶をいただきました。
 そして、急遽、冷房の効いた会議室を、昼食休憩場所に提供してもらいました。午前の行進を、75分休憩なしで歩いたので、会議室を使えて良かったです。
 12時30分、多良見支所を出発し、50分ほど歩いた場所に、長崎バイパス自動車道の高架下の日陰がありました。参加者から「休もう」、との声が出て、20分ほど休みました。
 予定休憩場所の手前、300mでした。予定の場所のコンビニまで、ガマンできなかったのです。
 行進を再開し、間もなくしてあった休憩予定だったコンビニで、20人位が水を買いました。私も買いました。レジも混み、行進団から100m以上遅れてしまい、走って追いつきました。20人位遅れていることを説明し、ペースを落としてもらいました。
長崎市に入る
 午後1時41分、炎天下、長崎市へ入りました。
 今日は、行進団の後部に救護車もなく、実行委員会で用意した水もなく、トラブルの不安を感じていました。
 長崎市に入ってから、私は隊列の最後尾を歩きました。
 高齢のご婦人が、遅れだし、隊列からどんどん離れました。「大丈夫ですか」と声をかけますと、「タクシーを拾って帰る」と言いますので、宣伝カーに乗ってもらいました。
 つぎに、朝から歩いていた幼稚園児とお父さんが遅れました。追いつくのが難しいようです。宣伝カーに乗ることをすすめますと、園児は、歩くと言います。強いお子さんのようで、最後まで歩き通しました。。
   
  道路の縁石を利用して右足のストレッチングをする森悦子さん =長崎市田中町  
    「沖縄→長崎」コースの通し行進者の森悦子さんは、後方を歩きながら、信号待ち時間を利用し、右足のストレッチを繰り返していました。相当につらいようです。
 午後3時50分前、無事、終点の長崎市の日見公園へ着きました。
 終了集会では、参加者から「明日もガンバロウ!」のかけ声が出て、全員で「明日の平和行進ガンバロウ!」を三唱しました。
 暑い中を歩き通した、みんなの気持ちの表れでした。
 今日の行進距離は、区間により参加者50〜70人で15km歩きました。