竹田昭彦日誌(#79)7月31日(木)
飛び入り参加の若人
東広島市役所前での出発集会で歓迎の挨拶をする市長さん(右)
 今日は、東広島市の行進と呉市実行委員会への引き継ぎです。
 東広島市役所で開かれた出発集会では、市長さんから歓迎の挨拶をいただきました。集会が終わると、市長さんが通し行進者の方へ来られ、激励の握手をされました。市長さんからは、世界大会へのメッセージをいただいています。
 そして、世界大会に参加されます。今年の世界大会には、国連の代表(セルジオ・ドゥアルテ国連軍縮問題上級代表)が初めて参加します。画期的なことだと思います。それを受けて広島県実行委員会は、県下の首長さんへ参加要請をされたと聞きました(7月26日県境引き継ぎ集会)。その要請にこたえ、何人かの首長さんが参加されるようです。その一人が、東広島市長さんです。
東広島市黒瀬支所に残され黒瀬町「非核自治体宣言」塔
 午後の行進で休憩した東広島市の黒瀬支所には、旧黒瀬町が東広島市へ合併(2005年2月)する前の「非核自治体宣言・黒瀬町」塔が残ってありました。嬉しく思い、記念写真を撮りました。なお、東広島市は1985年に「非核自治体宣言」をしています。
 行進中の宣伝カーのアナウンスで、「あなたも1歩、2歩の参加をお願いします」と、呼びかけていますが、実際の参加はなかなかありません。とくに、大人の方は難しいです。その点、小、中、高生徒の1歩、2歩〜は、時どきあります。
 今日は、2人連れの女学生へ、隊列の人から「一緒に歩きましょう」と呼びかけますと、「いやだー」と、言っていました。しかし、車道を歩く隊列には入りませんが、歩道を意識的に並んで歩きました。帰宅路へ向かう別れ道で、「頑張ってください」と激励をもらいました。
 次に、「一緒に歩きましょう」と声をかけた女学生は、「いやだー」と、言っていましたが、通し行進者の米山さんが、東京から歩いて来たことなど話すと、横断幕を持って一緒に歩きました。若い人は、理解すれば直ぐ行動に移せるエネルギーを持っています。
JMIUのキャンプ・夕食会に招待されて乾杯=呉市・野呂山キャンプ場
 似た話しを、広島県内を一緒に行進しているJMIUのキャンプの夕食会で聞きました。キャンプメンバーの娘さんが、昨年(高3年)、高校生たちの世界大会参加のための募金を、36万円集めたそうです。途中で目標額を達成したので、親御さん(父)は「やめたら」と言ったが、お願い予定者を全て訪問したそうです。親御さんは、若い人のエネルギーを見直したそうです。
 この夕食会には、通し行進者が招待されたのです。キャンプ行進13年の苦労談をうかがったり、来年「東京→広島コース」を通し行進する方の決意表明もあり、素敵な夕食会でした。特製の料理をいただき、ありがとうございます。
 今日の行進参加者は、区間により25〜40人で11q歩きました。沿道募金は、18,700余円いただきました。東広島市役所訪問では、市長さんから募金をいただきました。