竹田昭彦日誌(#77)7月29日(火)
ウグイス嬢のデビュー
「非核・平和都市」を掲示した三原市役所の正面玄関風景
 今日は、三原市内の行進と、竹原市実行委員会への引き継ぎです。
 出発集会は、JR三原駅南口広場で開かれました。参加者は45人ほどおりましたが、行進に移ると、35人ほどに減りました。なぜだろうと聞きますと、行進の休憩所で給水をする人や、集会だけの参加者が10人ほどおったのです。
 JR三原駅は、三原城の真ん中を通っています。間近に天守台跡や城の石垣が異様な形で残っています。先日通ったJR福山駅も福山城の中を通っていました。天守閣に一番近い駅などとPRしていますが、江戸から明治にかわった廃藩置県の強いなごりでしょうか。それにしても、文化遺産保存の観点からみると、異常に感じます。
 行進が1qほど進み、三原市役所を訪問しました。市長さんの代理の部長さんと、議長さん代理の副議長さんから激励のメッセージをいただきました。部長さんは、「2005年(平成17年)3月に1市3町(三原市、本郷町、久井町、大和町)が合併し、新しい三原市が誕生しました。その3ヶ月後の6月に『非核平和都市宣言』をしました」と、話しました。そして、今年の4月には、平和市長会議に加盟したそうです。
 市役所の正面玄関の上に、「非核・平和都市」と「人権尊重都市」の横看板が、上下に掲げてありました。堂々として見え、市の意志を表しているようです。
募金隊で活躍する「広島青年実行委員会」の青年(右)=三原市・和田町
 今日の三原市の行進では、宣伝カー・アナウンサー嬢と、携帯スピーカー・アナウンサー嬢のデビューがありました。
 昨日の三原市の行進では、三原実行委員会の責任者が1人3役で、行進の指揮者、携帯スピーカーのアナウンス、募金活動をしていました。行進の指揮者は、誘導のお巡りさんと頻繁に打ち合わせをしますから、募金活動などで不在になると、不具合も生じます。私は、たいへんだと思い、携帯スピーカーを持ちました。ワイヤレスマイクだったので、マイクは、JMIU(全日本金属情報機器労組)の方たちが受け持ちました。
 そんな経緯があったので、今日は新人ウグイス嬢のデビューがあったのです。アドバイスは、JMIUの方たちがしていました。
 行進の責任者は、「来年は上手くやれる自信になった」と、終了集会で話しました。
 毎日、沿道募金隊で活躍しているのが、「広島青年実行委員会」の青年です。行進に遅れず、進まなければなりません。小走りが続きます。炎天下、重労働ですが、笑顔を絶やさず頑張っています。
 今日の行進参加者は、区間により25〜35人で4q歩きました。三原市行進での沿道募金は、昨日と今日の合計で48,900余円をいただきました。三原市役所訪問では、市長さんと議長さんから募金とペナントをいただきました。