竹田昭彦日誌(#04)5月14日(水)
つるぎ町と美馬市を行く
つるぎ町役場訪問
 今日は、つるぎ町と美馬市の役場を訪問して平和行政推進の要請と、中心街の行進です。
 午前のつるぎ町役場訪問では、役場で用意さた応接室が狭かったので、行進団全員が入れず、急きょ別館の視聴覚室に変更されました。そして、つるぎ町特産のお茶と剣山の伏流水でつくったお茶のペットボトルをいただききました。町自慢のお茶のようで、説明がありました。美味しかったです。
 要請に応対された副町長さん(総務課長同席)は、「平和を守るには1人ひとりからはじめないと輪にならない。1人からはじまった平和行進が50年続けられてきたことに、敬意を表します」と、話されました。
 そして、[要請の主旨は分かりましたので、署名については町長と議長に相談して返答します」とのことでした。募金とペナントは、その場でいただきました。
 要請の話し合いの中で、戦争の悲惨さが話題になりました。この町でも、戦時中にお寺(真光寺)に疎開していた児童が、火事で16人焼死する痛ましいことがあったそうです。
 行進は、役場周辺を2qほど歩きました。沿道には、地元の人の知り合いの方もあり、激励をいただきました。
 美馬市を平和行進
 午後は、美馬市役所を訪問し、出席された企画総務部長さん(秘書課長、議会事務局次長、係員同席)と、要請について話あいました。原爆被爆パネル展等については、市民サイドから具体的な提起があれば、実行できるとの示唆をいただきました。署名等については、取り組まれるとのことでした。
 昨日の日誌でも書きましたが、ここ数年の市町村合併で、県内の自治体数が激減し、さま変わりしました。地域住民の平和運動と各自治体の平和行政の連携を、変化に応じて密にすれば、住民と自治体の平和運動の取り組みが高まっていくと思いました。
各自治体の応対には、誠意を感じます。
 徳島県の平和行進は、30人程度までなら、おまわりさんがうるさく言わず、行進団の安全責任で実行しているようです。これまで積み重ねてきた平和行進の実績を尊重しているのでしょう。あっちの道を歩こうか、こっちの道を歩こうかと臨機応変です。
隊列の後方の人が遅れたので、先頭で横断幕を持っていた私が、地元の人に「待っていましょうか」と話しますと、「来るから大丈夫、堅いことを言わずに」といわれました。道順や隊列をあまり気にしないで、和気あいあいと行進しています。
 今日の参加者は、午前が24人で2q歩きました。午後は、17人で3.5qです。
 募金とペナントは、つるぎ町の町長さんと議長さんからいただきました。