竹田昭彦日誌(#96)8月09日(木)


〈2008年は、50周年の記念行進です〉

総会会場の2階席から飾られたペナント=長崎市民会館体育館観覧席
 今日は、原水爆禁止2007年世界大会の長崎・閉会総会の日です。
 日誌も、今日で終わります。見ていただいて、ありがとうございます。ご感想をいただければ、ありがたく思います。
 日誌が続いたのは、見ていただきたい、記録に残したい、との思いが切れなかったからです。
 しかし、日誌を書く途中では、日誌がなかったら「楽なのに」と、何度も思いました。日誌を書くため、毎日、宿で4時間以上かかったからです。
 時間がかかったのは、その日に書きたいテーマを、その日の出来事が終わってから選ぶため、取材、資料、写真など不十分だったからです。そのため、裏付けを調べ、まとめるのに時間がかかったのです。まとまらず、取りやめたテーマも多くありました。
静岡県から参加した北川さん(右)と小野さん(左)=総会会場、長崎市民会館体育館・文化ホール
 閉会総会場では、「日誌5月21日」で紹介した静岡県の北川照子さん(写真)とお会いしました。北川さんは、第1回目の平和行進から、毎回かかわってきた人です。第1回目のときの、本人が写った写真があるそうです。現在は、静岡県西部地域の平和行進の推進役をしています。
 北川さんと初めてお会いした、沼津市の行進のときは、本当にビックリしました。行進中に、第1回目に歩いた人と、お会いできるとは、夢にも思っていなかったのです。聞きたいことがたくさんあるのに、まとまらず、ポーとしていました。
 原水協では、1958年、59年の第1回、2回目の国民平和大行進に参加した体験記を募集しています。寄せられた体験記は、「原水協通信」や国民平和大行進ホームページに掲載されます。聞き取りされた体験記でも、よいと思います。
 来年の「2008年国民平和大行進」は、50周年記念です。各地で、行進がはじまった時からの記録をまとめられ、若い人たちに伝え、励まされるのもよいと思います。
 当時参加した人は、高齢になっています。30歳代の人は、80歳代です。50周年を機会に、お話を伺うのもよいと思います。
 中央実行委員会では、「平和行進50周年記録集」作りを、是非お願いしたいと思います。