竹田昭彦日誌(#85)7月29日(日)


〈キャンプしながら行進をつなぐJMIU(労組)〉

出発集会で思いを話すカンパ隊の青年=JR三原駅前
 今日の行進は、三原市です。
 青年募金隊のメンバーは、今日も数名参加していました。朝の出発集会では、男子青年が、平和を願う思いを話しました。祖父母が広島で被爆したそうです。頭にまいたタオルの汗止めが、印象的でした。彼は、先頭を切って、走りながら募金活動に汗を流していました。青年募金隊は、毎日数名ずつが交代で参加しています。
 三原市の行進は、昼で終わりました。午後は、三原市から竹原市へ車で移動し、竹原市役所で、三原から竹原へリレー横断幕を引継ぎました。竹原市の行進は、ありませんでした。
 この平和行進へ、キャンプをしながら参加している人たちがいます。それは、通称JMIU(ジェイエムアイユー)と呼ばれる労働組合の人たちです。JMIUの正式名称は、全日本金属情報機器労働組合です。
JMIUのキャンプ風景
=呉市・野呂山キャンプ場
 今日の午後は、行進がなかったので、JMIUのキャンプ場へ招かれ、夕食をごちそうになりました。キャンプ場は呉市の野呂山キャンプ場です。標高800mの高原台地にあり、ウグイスやヒグラシの鳴く、涼しい、素敵なところでした。
 JMIUは、12年前(1996年)から「東京→広島コース」のリレー通し行進をしています。リレーは、都府県単位の支部が順次受け持ちます。当時、支部のなかった岡山と広島を、他支部の人たちがキャンプを転々としながら、つないだのがはじまりです。1昨年、岡山に支部ができました。今年は、広島だけのキャンプ行進です。
 今晩のキャンプ参加者6人の中には、12年間の「皆勤者」もおりました。苦労話や、人との出会いの温情、そして組合活動の話など、星空を仰ぐまで尽きませんでした。このような平和行進への参加を知り、いろいろな工夫と多様さがあると思いました。
 今日の行進参加者は、各区間により30〜40人でした。歩いた距離は4qです。
 三原市役所訪問では、市長さんからメッセージ(代読)をいただきました。
 三原市での沿道募金は、昨日と今日の合計で54,219円いただきました。