竹田昭彦日誌(#46)6月20日(水)


〈瀬田の唐橋を渡る〉

瀬田の唐橋を渡る=大橋側
 今日の行進は、草津市、大津市です。
 東京から広島まで、90日間歩く内、半分の45日が過ぎました。過ぎてみると、短かったような気がします。日が経つにつれ、1日1日が短く感じるから不思議です。疲労の蓄積と、関係しているようです。無意識のうちに時間が進みます。後半の45日間は、さらに短く感じるでしょう。
 草津市から大津市へ入った行進では、日本三名橋の1つといわれる瀬田の唐橋を渡りました(他の2つは京都の宇治橋と山崎橋)。渡る前に、渡ることを教えてくれた人がありました。写真を撮りたいと思い、小走りで先に橋へ行き、カメラをかまえました。ところが、行進団は、橋の左側の歩道を通らず、右側の歩道を渡りました。私は、左側の歩道にいたので、車道を行き交う車が間に入り、じゃまで、シャッターチャンスがありません。しまった、と思い、信号待ちを利用して右側の歩道へ移りました。何とか間に合いました。その後、もう1つの唐橋のあることを知ったのは、昼休み後の行進に入ってからです。いろいろあるものです。
滋賀県庁での終了集会
 瀬田の唐橋は、草津から大津へ向かって、大橋(170m)と小橋(50m)でつながっています。その大橋と小橋の間には、瀬田川の中州があります。行進団が、右側に移ったのは、中州の右側(琵琶湖側)にある滋賀県青年会館で、昼食・休憩をするためでした。
 今日の行進の最後で、滋賀県庁に到着したとき、県庁前の芝生が懐かしく思いました。それは、被爆50年(1995年)のとき、反核平和マラソン東京〜長崎1500qに参加し、その芝生で、滋賀県職労提供のスイカを食べたことがあったからです。
 その翌年から、毎年8月に長浜〜大津80qの反核平和マラソンを、新スポーツ連盟が開いているそうです。
 今日の行進参加者は、区間により30〜40人です。なお延べ参加者は、終了集会で53人だったと発表されました。歩いた距離は15.5qです。