竹田昭彦日誌(#30)6月04日(月)


〈愛知県庁、名古屋市役所との話し合い〉

名古屋市役所での話し合い=左3人が市側、その右が「原爆の火」、右が行進団側
 今日の行進は、常滑市、知多市、東海市です。
 私は、午前中の常滑市の行進には参加せず、愛知県庁と名古屋市役所との話し合いに参加しました。午後は行進へ参加し、知多市の寺本駅前から終点の東海市の市役所まで歩きました。
 今日の愛知の平和行進は、平和行進とは別に、愛知県庁と名古屋市役所との核兵器廃絶、平和行政推進についての話し合いがありました。県庁も市役所も、それぞれ1時間の時間を取っていただいた、きっちりした会議です。両方の話し合いとも、平和行政に関係する首長部局と議会の課長クラスが5、6人出席しました。県庁では、平和行進団と県庁側が着席する配置図まで配布されました。
 話し合いは、あらかじめ平和行進団側から提出してある要請書に対して、行政側が回答する形式で進められました。両方の回答とも、首長さんと議長さんに要請しているペナントや国連へ提出する「すみやかな核兵器の廃絶のために」の署名は、しませんなどという、昨年と同じ「ゼロ回答」でした。世界が、核兵器廃絶に向け動きが大きく前進している事例を話し、愛知県と名古屋市の平和行政が遅れを取らないよう、強く再考を求めました。
昼食風景=6/3、刈谷市野田公園
 私は、行政の遅れがあっても、きっちり話し合いの席を設けていることは、県民・市民運動の盛り上がりとあいまって、前進する手だてがあると思いました。門前払いの自治体も、なきにしもあらずなので、話し合いの席のあることは重要です。
 話かわって、昼食のことです。「コンビニ弁当」か「ほか弁」が多いですが、昨日は手作りの昼食でした。10品も並べられ、酢豚煮や、ふき煮などの好物もありました。ここで、そば寿司を初めて食べました。ゆでたそばに、人参などを入れ、海苔巻きにしたものです。この手作り昼食は、依佐美基地撤去で奮闘された、地元の串田さんの奥さんが準備されました。美味しくいただき、ごちそうさまでした。
 今日の行進状況は、東海市役所での終了集会で、延べ参加者380人、沿道募金40,366円、署名242筆と報告されました。