竹田昭彦日誌(35)7月31日(月)

〈ワンちゃんも募金隊に参加

 ここ数日は微風があり、一時期の炎天下より、しのぎやすいです。
 午前中は、上関町役場訪問だけで、行進がありませんでした。上関町は、下関(下関市)、中関(防府市)にならぶ、海の3関の1つといわれ、昔は賑わったそうです。今は、「町おこし」で浮上した、原子力発電所「誘致問題」で、揺れていました。
平生町にある人間魚雷「回天」の模型(後方)
 午後に行進する、柳井市へ宣伝カーで向かう途中、平生町にあった人間魚雷回天の基地跡を見学しました。資料を展示してある阿多田交流館は、休館日(月曜)だったが、野外に、映画「出口のない海」のロケで使った、実物大の模型(全長14.75m、直径1m)が展示してありました。
 これを見たAさんは、「戦争は、こんなことまでさせるのか」と、怒っていました。[参考=竹田昭彦日誌(19)7月15日(土)、同(32)7月28日(金)]
ワンちゃんも募金隊に参加
 柳井市の行進では、青年2人が、犬をつれて募金隊活動を精力的に行っていました。
 青年が、各家の玄関を訪ねると犬も顔を入れ、愛きょう的でした。行進から遅れると、暑い中、急いで追いつくから、犬が相当バテたようです。
 休憩時には、みんなから水を掛けてもらい、目を細めていました。
 柳井市の後に、周防大島へ渡り、周防大島町を行進しました。
 周防大島町の小松港で開いた出発式には、町の議長さんと職組の委員長さんが出迎えられました。議長さんからは歓迎の挨拶をいただき、委員長さんからは「すみやか」署名500余人分をいただきました。そして、行進にも参加されました。
 行進して役場に着くと、町長以下30余人の職員に出迎えられました。
 ところが、行進責任者が募金活動で遅れてしまい、姿が見えません。携帯電話をしてみたが、留守電でつながりません。
 到着してから10分以上経過し、役場の方から、はじめるよう、言われ、私がマイクを握って自己紹介をしているところに、責任者が来ました。周防大島町の歓迎にたいして、申し訳ないことでした。
 行進は、柳井市を20人前後で4.5㎞、周防大島町を総勢10人ほどで2㎞歩きました。