竹田昭彦日誌(51)8月07日(日)

〈行進でお世話なった方々と再会〉

  朝の5時に目を覚ましたが、行進が終わったせいか、なかなか起きられませんでした。
  直ぐ起きて、行進へ行く準備をしなければ、という緊張感がなくなったからです。
  残務整理など、やるべきことは沢山あるが、起きる気持ちの切り換えに、時間がかかってしまいました。
鳥栖市の行進で一緒に歩いた小学生とお婆ちゃん(右)=長崎市民会館体育館

 午後、「2005年世界大会・長崎のつどい」へ行きました。
 会場に入って椅子に座ると、右側の上段の席から、「おじいちゃん」「おじいちゃん」と呼ぶ、子どもの声がしました。聞き覚えがありそうな声です。
 私を呼んでいるのだろうかと、見上げると、佐賀県の鳥栖市で一緒に行進した小学生の子(2年生)でした。ビックリしました。
 早速、その子の居る上段へ行って見ると、その時に歩いたお婆ちゃん(祖母)と来ていたのです。行進では、その子と一緒に横断幕を持ち、昆虫の話などして歩きました。行進参加は、午前中だけでしたが、私を覚えており、懐かしさがこみ上げてきました。
 行進の時は、お婆ちゃんが、その子に「憲法9条を覚えなければ」、などと言って聞かせていました。私は、小学2年生には「無理かも」、などと思いましたが、お婆ちゃんが孫に平和を伝えたい、強い願いを知りました。
 世界大会にも、孫と一緒に来られたから、お婆ちゃんの願いは、必ず孫に受け継がれることでしょう。
フランス平和運動ソフィー・レフィーズさん(左)とパチリ=長崎市民会館体育館

 会場では、各地の行進でお世話になった方、行進でご一緒した方など、多くの方々と再会しました。私が無事に長崎へ着いたことを喜んで頂き、誠にありがとうございます。
 壇上では、フランスの青年代表団が、絵をかいたアピール(横断幕)を持って登壇し、フランス平和運動のソフィー・レフィーズさんが特別報告をしました。彼女とは、今年の3・1ビキニデーと、5月のニューヨークの国連要請行動でお会いしており、原水爆禁止世界大会への参加を喜び合いました。