竹田昭彦日誌(29)7月16日(土)

〈熊本市の繁華街で署名活動〉

 今日は、平和行進がなく、午前中に熊本県原水協の理事会が開かれました。
 席上で、私が通し行進者として紹介され、挨拶をしました。理事会では、世界大会の取り組みとして、広島大会へ100名、長崎大会へ200名の代表団を派遣する計画が提起されていました。
街頭署名活動=熊本市下通商店街入口

 午後には、熊本市繁華街の「下通商店街」で署名活動が行われ、私も参加しました。署名活動は、お盆の商店街のイベントと重なり、競合したことから、残念ながら30分程度しか出来ませんでした。短時間ですが、12名の参加で、217筆と募金1600円を頂きました。土曜日で人通りが多くあり、署名を訴えるのには、良い場所だったと思います。
 私が頂いた署名は、若い人と年輩のご婦人の賛同でした。若い人には、「若い人が核兵器を無くす力になって貰いたい」、と話しました。年輩のご婦人には、募金のお願いをしなかったのですが、財布から千円札を出された方がありました。
 それでは、私が住んでいる神奈川県の米軍基地問題の第2弾を書きます。横須賀港を母港とする、米海軍第7艦隊のことです。
 横須賀港に米海軍の航空母艦が配備されたのは、1973年10月の「ミッドウェー」からです。当初は、「3年間程度」という約束でした。ところが、米国は約束を破り、現在も空母が居座っています。「ミッドウェー」から「インディペンデンス」「キティホーク」と交代し、32年間も続いています。
 第7艦隊の艦船の編成は、航空母艦1隻、揚陸指揮艦(旗艦)1隻、ミサイル巡洋艦(イージス鑑)6隻、駆逐艦1隻、ミサイル・フリゲート鑑2隻の合計11隻です。湾岸戦争では、ミサイル巡洋艦「バンカーヒル」「巡航ミサイル・トマホーク」を初めて発射しました。イラクへの侵略戦争では、ミサイル巡洋艦「カウペンス」が巡航ミサイル・トマホークを11発発射し、攻撃の先端を切りました。このように、横須賀港は、米国の戦争の先端基地にされています。日本の領土が、米国の実質的な戦場になっているのです。(続きは明日)