竹田昭彦日誌(01)6月18日(土)

〈那覇防衛施設局前で辺野古ボーリング阻止の座り込み〉

 明日(6/19)から沖縄→長崎コースがスタートします。それに参加するため那覇市へ来ました。モノレールの旭橋駅前の宿を出て、泊港の先にある沖縄県原水協本部を訪問しました。不在であることを知らされていたが、行ってみました。
 帰路、泊港にあるビル「とまりん」前で、いのちを育む辺野古の海を破壊するボーリング調査の即時中止と新基地建設に反対する座り込みをしている人々と出会いました。ビル「とまりん」には、那覇防衛施設局が入所しています。
 その「那覇防衛施設局前の座り込み」は、昨年11月29日の24時間ハンスト(20日間続ける)から始まったそうです。今日が168日目でした。現在は、月から土の9時→17時に実施しています。辺野古の現地の座り込みと連帯しており、辺野古の座り込み426日目の看板も力強く思いました。 当初から参加している大村さんと大浜さんから、いろいろ話を伺うことができました。

覇防衛施設局前の座り込み
=左から大村さん、大浜さん、竹田
 私が知りたいと思ったのは、「不法占拠」をたてに「排除」されないか、ということです。そのような動きもあったが、退かされないのはビルが防衛庁の施設でなく、那覇市の施設だから、という意味合いもあるとのことでした。那覇市民、沖縄県民の有形無形の支援が力になっているのだ、と心強く思いました。
 私は、父が太平洋戦争で戦死し、父の面影を知らない遺児であるが、沖縄の地上戦では12万名を越える人々が悲惨で無惨に亡くなられました。そして、残された人々も日本政府と米国の非道な目にあってきました。私は、食べ物が無くひもじい思いをした自分の苦しかった体験より、沖縄の人々は財産と生命の危険にさらされ、何倍も苦しかったと思います。沖縄の平和行進で、その実体を詳しく知りたいと思っています。また、基地の実体もつぶさに知りたいと思っています。その実体も話し、核兵器も戦争もない平和な世界を訴え、長崎へとがんばりたいと思います。