2014年 原水爆禁止 国民平和大行進  
竹田昭彦日誌(#94)・8月07日(木)
〈 行進が終わって 感想 〉
米軍基地に接近して「核兵器廃絶平和都市宣言」看板
=沼津市今沢基地
H鋼の「核兵器廃絶宣言都市」塔=兵庫県高砂市役所
朝の出発式で練習して “いざ本番” 親指を突き上げて 「 いいね!・コール」=5月11日、横浜市港北区
親指を突き上げて 「 いいね!・コール」=5月19日、湯河原町
 平和行進と世界大会・広島が終わって、昨夜自宅に着きました。
 行進での感想です。
  ^貂鯑(5日)の世界大会の分科会でも発言しましたが、地方自治体の「非核平和都市宣言」は、地域住民の戦争を再び許さない「憲法9条のシンボル」だと思います。
 だからこそ、平和や核兵器廃絶の啓蒙活動が、自治体によっては消極的になったり、積極的になったりするのだろうと思います。
 宣言の看板や塔をつくるのも、たいへんな活動です。
 「予算がない」と言われるのも、一つの理由です。
 設置場所の選定も、たいへんな苦労です。
 ビックリしたのは、静岡県沼津市で、米軍海兵隊の「今沢基地」(自衛隊も使用)に接近して英文と和文で「核兵器廃絶平和宣言都市」の看板を立てていたことです(写真上)。
 基地には、構造物がなく、常駐者がいません。
 住民が許可なくたちは入れるようになっているとはいえ、米軍が使用する軍事基地に接近して「核兵器廃絶平和宣言都市」の看板があるのは、全国でも沼津市だけでしょう。
 この基地は、揚陸艦から陸地へ兵員や物資、水陸両用車などを上げる訓練基地です。
  参照 http://takeda-a.net/14-5-21.html
 * 看板の場所を、当初の文面で基地の中と書きましたが、2016年5月21日の見学で配布した基地図面(沼津市所蔵コピー)と、沼津市役所へ問い合わせによると、基地に接近した場所(県有地)でした。
 訂正します(2016/6/3)。

 次は、「核兵器廃絶宣言都市」柱を、安価に立てる事例です。
 兵庫県高砂市では、H鋼を利用していました(写真中)。
 組み立てや加工費、基礎工事が安価にできます。
 上部の鳩は、金属板を切って作ったアイデアです。
 この方法なら、どこにでも、簡単に、打ち立てれそうです。
 丈夫で長持ちします。アルミのH柱もあるそうです。
  参照 http://takeda-a.net/14-7-13.html
 なお、垂れ幕などは、平和行進の日だけや、8月だけのところも少なくありません。
 ◆ 屮圈璽后Ε魁璽襦廚旅夫については、出発式で練習をするなど、熱心に取り組ところが多くなりました。
 まだ、従来型の命令調で語尾の甲高い地域も少なくありません。
 従来型のコールをする地域は、アナウンサー用の原稿文に変化がないことや、発声の注意書きなどがありませんでした。
 また、従来型の命令調で語尾の甲高いシュプレヒコールは、アナウンサーがリードしやすく、気が入ります。
 気が入るにつれ、いっそう甲高くなる傾向があります。
 しかし、同じ原稿でも、アナウンサーによっては、甲高くならず、沿道の人々に違和感なく受け入れられる発声をするので、効果の意識と、ある程度の訓練が必要と感じました。
 命令調で語尾の甲高いリードは、聞く人に緊張感を与えます。
 子どもたちを見ていると、リラックスの表情から、緊張感に変わります。 
 なお、シュプレヒコールの工夫についての経緯は、次のとおりです。
 2012年の平和行進中央実行委員会の総括文書で、「シュプレヒコールは行進の団結と意気を高めますが、『命令調』の語尾に力の入ったシュプレヒコールは、沿道の人たちから耳をふさがれるなど、イヤがられた体験を何回もしました。シュプレヒコールを活用する場合は、目的の検討と工夫が必要ですという意見も寄せられています」、との提起により、2013年の行進から積極的にはじまりました。
 この件についは、2012年の通し行進者(5人)と、中央実行委員会事務局との懇談会で、行進者から提起した意見が反映されています。
 広島で活用された「OK・コール」の一部を紹介します。
 テーマ毎に単語を組み立て、リズムを作るのがよいと思います。
核兵器のない世界 (OK! OK!)
核実験は (ノーサンキュー)
平和が一番 (OK! OK!)
戦争する国 (ノーサンキュー)
原発ゼロは (OK! OK!)
原発輸出は (ノーサンキュー)
自然エネルギーは (OK! OK!)
原発再稼働 (ノーサンキュー)
 *( )は行進者が唱和
  国際青年リレーチームについては、外国の青年がタイコを叩いたり、歌をうたったり、ピースコールの音頭を取ったりし、行進者との一体感や、国際連帯を盛り上げ、たいへんよかったです。
 夜などの交流会でも、歌を披露されたり、自国の話しをされたり、連帯が深まりました。
 自治体訪問でも、国際青年リレーが歓迎されました。
 自治体が通訳の要請に応えられたり、英語で歓迎の挨拶をする自治体(岡山県庁)もありました。
 行進の行程については、きつかったようです。完踏は難しかったです。
 また、常に通訳の人がおらず、意思の疏通に苦労しました。
 自治体の歓迎集会などの挨拶では、全て通訳が欲しかったと思います。
 なお、話す英文と日本語訳の原稿があり、事前に打ち合わせがあれば、通訳が不在ても、通し行進者や役員が日本語訳を披露するする工夫もありました。
 チームの日本の青年たちも、連帯の立場での訴えや、国際連帯募金活動になどに活躍され、みなさんから歓迎されました。
 私は、英語を話せればよかったのにと、何度も思いました。 
 ぁ〆2鵑旅埒覆任蓮⇒菁のNPT再検討会議に対して、多くの自治体の首長、議長の歓迎の挨拶やメッセージで、その期待が表明されました。
 今年の行進の特徴だったと思います。
 NPT再検討会議に向けた取り組みが、ますます重要になってきました。
 * 日誌全体の誤字・脱字を訂正し、加筆して文脈を整えました。
                               2014年11月20日
              
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