竹田昭彦日誌(#41)7月15日(月)
〈 大雨警報発令 行進中は降らず〉
 湯梨浜町、倉吉市の行進、三朝(みささ)町の行進と役場訪問です。
 朝、湯梨浜町のJR泊駅へ行くと、列車が止まったままでした。大雨で、運転を見合わせていたのです。
 9時、出発式をしようとしたら、町の野外スピカーから「大雨警報発令」が流されました。
 そのときは、雨が止んでいたので出発式を開き、行進へ移りました。途中で大雨になれば、中止も覚悟です。
出発式で拍子木を手に挨拶する大阪の阿部正文さん(左)=湯梨浜町JR泊駅前
 大阪市在住の阿部正文さんは、土・日の休日を利用して、毎年、各地の行進コースへ参加しています。
 今年の「富山→広島コース」では、これまで富山県と石川県で、2日間ずつご一緒しました。
 そして、1昨日から鳥取県で3日間ご一緒です。
 阿部さんが打ち鳴らす拍子木に、疲れを払い、歩くリズムと気合をもらっています。
原爆の火を灯す法林寺訪問=湯梨浜町・法林寺本堂
 9時40分、「原爆の火」を灯す湯梨浜町松崎の法林寺を訪問し、原爆犠牲者の冥福を祈りました。
 住職さんの法話では、「戦死者は極楽浄土に行ける」と説くのは誤りで、「戦争を起こさせないことが大事です」と、熱心に説かれました。戦時中、戦争反対を唱える仏教者は、仏門から追放されたそうです。
 午後3時5分、三朝役場訪問では、職員7人に出迎えられ、町長から激励の挨拶をいただきました。
 そして町長は、参加者全員と握手されました。
 町内では、大雨による道路の陥没などがあり、多忙だったにも関わらず、激励をいただき嬉しかったです。
 今日の行進中には、不思議と雨が降らず、カッパを着ないですみました。局地的に移動する、大雨だったようです
 昼食は、倉吉市の上井(あげい)でいただきました。メニューは、カレーライス、キュウリの漬物、ビワとミニトマトでした。
 ライスは、鳥取県特産の「きぬむすめ」米で、生産農家から提供されました。美味しく、年配者もおかわりしていました。
 今日の行進は、参加者10人前後で、10.8q歩きました。