竹田昭彦日誌(#35)7月09日(火)
〈 兵庫から鳥取へ引継ぐ 〉
 兵庫県から鳥取県へ引き継ぐ日です。
 午前は、兵庫県の新温泉町の行進と役場訪問です。
 9時30分、新温泉町の温泉総合支所(旧温泉町役場)で、町長から激励の挨拶をいただき、炎天下の行進へ移りました。
 町長は、時間の都合上、支所まで来られたとのことでした。  
夢千代の像=兵庫県新温泉町
 温泉町は、胎内被爆者をドラマ化した「夢千代日記」の舞台になった町です(1980年代にNHK「ドラマ人間模様」で放映)。
 主演の吉永小百合さんをモデルにした「夢千代の像」が、行進途中の温泉街にありました。その先には、ドラマにかかわった資料館「夢千代館」もあり、広島平和公園の「平和の灯」を分火し、灯してありました。
 行進中には、多くの家から人が出てこられ、折り鶴や募金をいただきました。町をあげて、核兵器ゼロに取り組んでいる印象を受けました。
 11時、行進は新温泉町の役場周辺に移り、商工会館前で出発式を開き、議長からのメッセージが実行委の役員から披露されました。到着した役場では、冷茶と飴の接待をいただきました。
平和遺族会のリレー旗を兵庫(左)から鳥取(右)へ引継ぐ=鳥取県岩美町JR東浜駅前
 午後2時、鳥取県に入った岩美町のJR山陰本線東浜駅前で、兵庫県から鳥取県への引き継式が開かれました。
 総勢20余人の参加です。私が所属する平和遺族会(平和を願い戦争に反対する戦没者遺族の会)のリレー旗が、兵庫支部の会員から鳥取の会員へ引き継がれました。嬉しいかぎりです。
 延べ6日間お世話になった兵庫県の皆さん、ありがとうございました。
 兵庫県側の行進は、参加者15人前後で、6.2q歩きました。
 鳥取県では、夜6時から鳥取市で「2013年国民平和大行進前夜祭」が開かれ、私への激励をいただきました。