竹田昭彦日誌(#08)6月12日(水)
〈 役場で 署名の取組を要請 〉
 今日は、南砺市の五箇山と呼ばれる地域の利賀、平、上平の各行政センターを訪問し、国連に届けるアピール署名の取り組みや、原爆被爆パネル展開催などを要請しました。
 朝10時、富山駅前の宿から、富山県平和行進実行委員会の役員3人と車で出発し、1時間15分かかって南砺市役所の利賀行政センターに着きました。
 利賀行政センターは、合併する前(2004年)は利賀村でした。
 かって村役場であった1階には、10人ほどの職員がおられ、こころよく対応していただきました。
南砺市上平行センター(旧上平村役場)
 訪問した3か所は、南砺市に合併する前は五箇山3村と呼ばれた村で、2003年に来たときは行進と署名行動をしました。
 今回は、行政センター訪問だけで、さびしい気がしました。
 現在の富山県の地図(昭文社分県地図)を見ると、利賀、平、上平の記名がなく、旧村の位置がわかりませんでした。
五箇山最大規模の合掌造り「名瀬家」
   五箇山から岐阜県の白川村にかけては、茅葺の合掌造りの集落があり、世界遺産に登録されています。
 観光客が、多く来るようになったそうです。
 帰路、菅沼合掌集落など見学しました。豪雪に耐える急こう配の屋根で、がっしりした存在感です。
 1950年代までは、五箇山に1600戸あったそうですが、屋根の葺き替などが大変で、今は200戸ほどです。